8月6日 ハムの日
8月6日今日は何の日でしょう?

8月6日は「ハムの日」です。
ハ(8)ム(6)の語呂合わせから、日本ハム・ソーセージ工業協同組合が制定しました。
しかし、この日は広島の原爆記念日にも当たるために、ハムに関する特別な行事などは行われていません。
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ハムが大好きだ!って言う人も多いですよね♪
お肉から作られているけれども、お肉とはまた違った食感や程よくつけられた塩味が絶妙な旨味を口の中で醸し出してくれます。
ちょっと厚めに切って、バーベキューとかでそのまま焼いて食べてもおいしいし、サラダの具材として野菜と一緒に混ぜてもOK!
時として、スープやパスタの具材になることもあります♪(我が家だけでしょうか?!)
万能の食材として、大活躍なハムですが、どうやら古代ローマ時代から保存食として作られていたようです。
豚肉の塊を整形して、塩か塩水につけて血を絞ります。
塩に漬けることで細胞の中の水分と塩が入れ替わって、腐敗しにくくなるとともに、たんぱく質の繊維がほぐれて肉が柔らかくなります。
ローマ時代には、肉が柔らかくなると塩を払って乾燥させて、酢と油を塗って完成させていました。
16世紀から17世紀くらいにかけて、硝酸カリウムが発見され、肉に混ぜると色味を鮮やかにするとともに、長期熟成をしなくても風味が増して保存期間が伸びることがわかりました。
20世紀に入って硝酸カリウムの代わりに亜硝酸塩が使われるようになりましたが、古代ローマ人が作っていたように長い時間をかけて熟成させる方法を使わない時には、これらの食品添加物が使われるようになりました。
現在では製造方法は完全に工業化していて、保存食としてではなく、独特の風味を付けた肉の加工品として食べられることがほとんどとなりました。
それでも伝統的な製法で職人の手によって作られているハムもあり、高級品として喜ばれています。
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