8月1日 花火の日
8月1日今日は何の日でしょう?

8月1日は「花火の日」です。
第二次世界大戦後、日本で初めて花火が解禁されたのが1948年の8月1日であったこと、東京の花火問屋で大規模な爆発事故が1955年の8月1日に合ったこと、世界一の花火大会と言われる教祖祭PL花火芸術が毎年8月1日に行われることと、8月1日が花火に因む日が多いことから制定されました。
夏の日の夜、浴衣を着て花火を見に行くのは楽しいものですよね。
ズドンとお腹の底に響く大きな音と、夜空に描かれる美しい火花の芸術は本当に素晴らしいものがあります。
また、お家の庭や近所の公園、砂浜などで家族や気の置けない仲間たちと、手持ち花火でワイワイと遊ぶのもとてもいいものです。
普段はなかなか出来ない火遊びをこの日だけは解禁してもらえるような、そんな解放感。
ぱちぱちと手元で火花を散らしながら弾けるように燃える花火は夏の夜のいい思い出になります。
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花火がいつごろから使われるようになったのかは、詳しくは分かっていませんが、中国で6世紀頃に火薬が発明されたのとほぼ同時期に爆竹や花火らしいものも作られるようになったのではないかと言われています。
ただ、最初期の花火は観賞用ではなく、相手を威嚇したり、相手の陣営を火事にするためにロケット花火のようなものを敵陣に打ち込んで使われたと言われています。
最初は武器として発明されたんですね。
ロケット花火以外の打ち上げ花火は全てイタリアで発明されました。
イタリアでは中国から伝わった火薬を使って、祝砲の音を大きくしたり煙に色を付けることをしていましたが、それがだんだんと華美なものとなっていき、王侯貴族の権力を誇示するために打ち上げ花火がイベントで打ち上げられたと言われています。
日本には室町時代の6代将軍足利義教が3代将軍義満以降途絶えていた日明貿易を再開させたときに、中国の人が花火らしいもので何かをした、と言う記録が最古のものになります。
16世紀に鉄砲が伝来すると、日本でも火薬の研究が盛んに行われるようになり、それに伴って花火も製造されるようになっていきました。
当時はポルトガル人や唐人が良く花火を楽しんでいたようです。
私たちの生活に美しい楽しみをもたらしてくれる花火ですが、始まりは武器としての火薬の発展だったんですね!
ちょっと意外でしたが、戦争のような悲しいことに火薬が使われるのではなく、世界中の子供たちが美しい花火を楽しむことができる世界がやってきますように!
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