今日は何の日 毎日記念日いろいろ

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9月9日 救急の日


9月9日今日は何の日でしょう?

9月9日 今日は何の日 毎日記念日いろいろ 救急の日



9月9日は「救急の日」です。

「きゅう(9)きゅう(9)」のゴロにひっかけて、1982年に厚生省(現在の厚生労働省)が制定しました。

急に具合が悪くなり、自分ではどうしても動けなくなった時。
家族や同僚が突然倒れた時、いざという時にいつでも呼んだら救急車が来てくれる、と言う現在の日本の状況はとても安心できて、ありがたいものがあります。

世界で初めての救急車と言われているものは、1899年にシカゴのミハエル病院が始めたものと言われています。

日本では神奈川県警察部が横浜消防署にが1933(昭和8)年にキャデラックの改造救急車を配置したのが始まりで、同じ年に日本赤十字社東京支部が2台の救急車を持ちました。


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日本で救命救急の重要性が増したのは戦後になってからの事です。

戦後の復興から高度経済成長にかけて、自動車が爆発的に増えたことで、交通事故が激増しました。

現在では大きな病院には当たり前のように設置されている救命救急センターは、この頃に運び込まれる交通事故による怪我人に対応するために整備されていきました。

もちろん緊急に運び込まれる患者は交通事故による怪我人だけには限りません。
内臓疾患などの病気の患者にも対応するようになってきました。

ここ数年、救急車の依頼が激増し、消防署が対処しきれなくなってきている、と言う話題がニュースで盛んに流れています。

そのために、現在では外来で対応できる1次(初期)救急、入院加療が必要な2次救急、2次救急では対応できない重篤な3次救急と、患者の容体に応じて、対応できる病院を変えるようになってきています。

症状の見極めは難しいこともあるかも知れませんが、本当に救急車が必要な人が必要な時に救急車を呼ぶことができるように、タクシーや自家用車を使えそうな時には出来るだけ救急車に頼らないようにしたいものですね。




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