9月5日 国民栄誉賞の日
9月5日今日は何の日でしょう?

9月5日は「国民栄誉賞の日」です。
1977年の9月5日に当時プロ野球の読売巨人軍の選手であった王貞治さんに、日本で初めての国民栄誉賞が与えられました。
王貞治さんはこの2日前の9月3日にプロ野球での通算ホームラン数756本が、アメリカ・メジャーリーグのハンク・アーロンが保持していた755本を抜き、世界一に輝きました。
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当時は偉業を成し遂げた人物に対する表彰としては、内閣総理大臣顕彰や叙勲がありましたが、内閣総理大臣顕彰は「学術および文化の振興に貢献したもの」と言った規定があり、スポーツ選手は対象外であったことと、当時の王選手の年齢では叙勲には若過ぎる、という声がありました。
しかし野球王国アメリカのメジャーリーグの大記録を抜くと言う偉業を国家として称えないわけにはいきませんから、急遽「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があったものについて、その栄誉を讃えること」と言う目的の国民栄誉賞を創設したのです。
王貞治さん以来、現在までに22人と1団体が国民栄誉賞を受賞しています。
受賞者の皆さんは日々の努力を重ねて、音楽やスポーツなどの分野で類まれなる成果を遺してきた方々ばかりです。
今日は私たちに明るい希望を与えてくれた国民栄誉賞の受賞者の偉業を今一度振り返ってみてはいかがでしょうか?
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