9月28日 世界狂犬病デー
9月28日今日は何の日でしょう?

(ウイキペディアより引用)
9月28日は「世界狂犬病デー」です。
犬を飼っている皆さん、毎年きちんと狂犬病の予防注射はしていますよね?
今日9月28日が「世界狂犬病デー」と定められたのは、2006年のことになります。
9月28日というのは、狂犬病のワクチンを開発したパスツールの命日で、狂犬病の撲滅を目指して、狂犬病について、予防法について、人々に知ってもらうことを目的にして、世界の研究者グループにより制定されました。
狂犬病というのは、狂犬病ウイルスを病原体とする、人と動物が共通して感染する感染症です。
人から人への感染はないのですが、犬や猫などの動物にかまれることにより感染します。
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現在までに残っている記録によると、発症してから回復した生存者はわずかに5人だけで、この5人は発症前にワクチン接種を受けていました。
最も致死率が高い病気としてエイズとともにギネス記録にも認定されているほどです。
狂犬病の予防はワクチンを接種することで可能です。
感染しても発症前に早期であれば、ワクチン投与により発症を防ぐことも可能です。
日本では1950年に狂犬病予防法が制定され、飼い犬の登録とワクチン接種が義務化されました。
また、野良犬の徹底駆除により、1951年昭和31年の感染報告以降は国内での感染は報告されていません。
しかし、世界には依然として発生している地域がたくさんあるので、流行地域へ渡航する場合には、狂犬病ワクチンを接種した方が望ましいとされています。
日本では根絶されているとはいえ、まだまだ世界では狂犬病により毎年5万人が犠牲になっていると言われています。
自己負担とはなってしまいますが、海外へ渡航する人は、渡航前の予防接種を忘れずにするようにしましょう。
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