今日は何の日 毎日記念日いろいろ

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9月13日 乃木大将の日


9月13日今日は何の日でしょう?

9月13日 今日は何の日 毎日記念日いろいろ 乃木大将の日

wikipediaより引用)


9月13日は「乃木大将の日」です。

1912(大正元)年の9月13日、明治天皇の大喪の日に、陸軍大将の乃木希典が明治天皇を慕って殉死したことにちなんでいます。

乃木希典は1849(嘉永2)年に長州藩士の三男として江戸で生まれました。

幼少期は身体が弱く、臆病でよく友達に泣かされていたそうです。

11歳になり、学問と剣術などの武道を学び始め、14歳で元服すると武士ではなく学問を志すようになります。


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しかし、乃木家の三男として生まれましたが、長男と次男は幼くして亡くなり、乃木家を継がなければならなず、父は学問をすることに反対しました。

そこで16歳の時に故郷を捨てて出奔し、兵学者の玉木文之進に弟子入りします。

剣術の腕も磨き、一刀流剣術では免許皆伝にあたる目録伝授を与えられています。

また一緒に学んでいた仲間ともに長州報国隊を結成し、第二次長州征討の戦闘に加わりました。

明治時代に入り、学者ではなく軍人になることを決めた乃木希典は帝国陸軍の軍人となり、秋月の乱や西南戦争を戦います。

明治20年にドイツへ留学すると、統率がとれたドイツ陸軍の全貌について学び、綱紀粛正や軍人教育の重要性や軍人は徳分を本分とするべきであることを痛感しました。

帰国後はドイツで学んだことを元に日本陸軍の発展に寄与し、日清戦争に従軍します。

日清戦争の勝利により台湾を手に入れた日本でしたが、台湾が独立宣言をしたために、乃木希典は台湾総督に任命され、家族を連れて台湾へ赴任しました。

台湾では現地の人々の教育環境を整え、現地人に対して不正を行ったり、凌辱していた日本人を戒め、台湾人との距離を縮める努力に心を砕きました。

台湾総督の任務が終わり、しばらくすると日露戦争の第3軍司令官として起用されます。

乃木希典率いる第3軍はロシアの旅順要塞を攻略することを目的としていました。

永久要塞とも言われ、難攻不落の旅順要塞を攻撃することは極めて困難なことでしたが、陥落させました。
旅順要塞を陥落させた後、奉天会戦にも参加し、勝利を挙げた乃木希典は、日本国内だけではなく、世界中から英雄として称えられ、ヨーロッパの各国の王室から勲章が授与されるほどでした。

帰国後は明治天皇から直々に学習院の院長に使命されます。
これは後の昭和天皇の教育を乃木に任せたい、と言う明治天皇の意向が強く働いたものでした。

学習院では生徒たちに親しく声を掛け、冗談を言い合い、生徒たちから「うちのおやじ」と呼ばれるほど親しまれていました。
 
後に昭和天皇になる迪宮裕仁親王が入学すると、勤勉と質素を第一とする教育を施したと言います。

1912年7月に明治天皇が崩御し、9月13日に大喪が行われた日の夜、自宅の明治天皇の御真影の下で軍刀で妻とともに自刃しました。

乃木夫妻の自刃は国内だけではなく世界中で報道され、葬儀には十数万もの民衆が駆け付け、中には外国人も多く参列していたと言います。

乃木大将の自宅跡地には乃木神社が建立されました。
また全国各地にも乃木大将を祀った乃木神社が建立されました。

日本人だけではなく、世界中の人々の心を深く感銘させた乃木大将の生き様、ちょっとだけでもその勇気を分けてもらって、私たちも未来の日本を世界をより良くしていくための力をもらいたいものですね。




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