9月12日 宇宙の日
9月12日今日は何の日でしょう?

9月12日は「宇宙の日」です。
1992年、日本人として初めてアメリカのスペースシャトル計画に加わった宇宙飛行士の毛利衛さんが、初めて宇宙へ飛び立ったこの日に、科学技術庁(現在の文部科学省)と文部省宇宙科学研究所が制定しました。
毛利衛さんは1948年に北海道に生まれました。
子供の頃はカマキリと水泳を大の苦手とする少年で、風呂でおぼれそうになったこともあると言います。
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北海道大学を卒業し、大学院で修士号を取得するとオーストラリアへ留学します。
その後、北海道大学で講師を務め助教授になりました。
子供のころから宇宙へ強い憧れを抱いていたという毛利衛さんは、1985年に宇宙開発事業団が初めて日本人宇宙飛行士を募集すると応募します。
3人というわずかな定員に対して533人という応募者の中から見事、向井千秋さん、土井隆雄さんとともに選ばれ、1992年の9月12日から20日までスペースシャトルエンデバーのペイロードスペシャリスト(搭乗科学技術者)として搭乗しました。
2000年にもミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者)として、宇宙飛行に参加しています。
現在は日本科学未来館館長や財団法人日本宇宙少年団団長等を務め、日本の宇宙開発技術の発展に尽力されています。
毛利衛さんが最初に宇宙から帰還した時には、「宇宙から国境線は見えなかった」という名言を残しています。
どこまでも続く広い宇宙。
戦争だ、紛争だ、ケンカだ、争いだ、といろいろと国同士、人間同士、毎日のようにトラブルを起こしていますが、宇宙から見たら。地球はそんなただただ広大な宇宙にぽつんと浮かぶ小さな小さな宇宙船のようなものです。
今日は大空の向こう側に広がる広大な宇宙に思いを馳せながら、人と地球と平和についてじっくりと考えてみるのはいかがでしょうか?
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