8月29日 文化財保護法施行記念日
8月29日今日は何の日でしょう?

8月29日は「文化財保護法施行記念日」です。
1950年の8月29日に国宝・重要文化財などを程するための法律「文化財保護法」が施工されたことを記念して、1951年に制定されました。
文化財というのは、絵画や建築など形に残っている有形のものと、伝統芸能や民俗芸能、風習、習俗、祭りと言った無形のものとがあります。
有形のものも、無形のものも、長い歴史の中で培われてきた歴史の証人とも言えるものです。
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文化財を保護して継承して行くことは、過去の姿を明らかにすることで、今を生きている私たちの姿を明らかにできるとともに、未来を思い描くための材料にもなるのです。
しかし、文化財というのは古い建造物や絵画もありますから、保存方法などによっては焼失してしまう恐れもあります。
文化財保護法が制定されたきっかけになったのも、1949年に法隆寺で原因不明の火事が起こり、金堂の壁画が焼損してしまったことでした。
そこで国民の貴重な遺産である文化財を保護し、未来へと継承していくために、議員立法で文化財保護法を制定し、文化財保護のための諸経費の一部を公費で負担することに決めたのです。
歴史や文化に触れることは、私たち一人ひとりのルーツに触れる旅でもあります。
今度のお休みはぜひお近くの貴重な文化財に触れてみてはいかがでしょうか?
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