7月19日 やまなし桃の日
7月19日今日は何の日でしょう?

7月19日は「やまなし桃の日」です。
山梨県果樹園芸協会が百を「もも」とも読むことに因んで、1年でちょうど200日目にあたり、ちょうど桃の出荷時期にあたるこの日を記念日として制定しました。
みずみずしくて甘くてほんのりとした酸味が何とも言えない幸せな味わいを醸し出してくれる桃。
「桃の日」と言えば、3月3日の「桃の節句」を思い浮かべる人が多いことでしょう。
桃の節句の時期には桃の花が美しく、女の子の成長を祝うのにちょうどいい時期ですが、やはり美味しい桃の旬の時期と言えば7月から8月にかけてになります。
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桃の原産地は中国西北部の黄河上流の高山地帯になります。
そこから東西へと広がっていき、ヨーロッパにはシルクロードを経てペルシア経由で紀元前4世紀頃に伝わりました。
英語の「ピーチ」の語源はペルシアの事で、ラテン語で「ペルシアのリンゴ」を意味する言葉から来ています。
日本では長崎県の多良見町にある伊木力遺跡から縄文時代前期の桃核が出土していて、声が日本で最古の桃であるとされています。
桃は中国では神仙に力を当てる仙木、仙果とされていて、邪気を払い不老長寿を与える植物として親しまれてきました。
日本にもこの考え方が伝播して、古くから桃には邪気を払う力があると考えられています。
実際に邪気を払う効果があるかどうかはわかりませんし、リンゴや柿のように「医者いらず」といった目立った健康効果がある訳ではないようですが、近年になり、桃にはインスリンの働きを良くする成分が含まれていることがわかってきました。
桃だけを食べればいいと言う訳ではありませんが、せっかくの子の旬の時期に、美味しい桃をたくさん味わってみたいものですね!
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