6月3日 測量の日 : 今日は何の日 毎日記念日いろいろ
6月3日今は何の日でしょう?

6月3日は測量の日です。
1949年に測量法が制定されたことを記念し、日本で測量の意義及び重要性に対する国民の理解と関心を高めることを目的として1989年に当時の建設省(現在の国土交通省)が制定しました。
この日に合わせて、茨城県つくば市にあり、国土地理院が運営する地図と測量の科学館では、毎年6月に「測量と地図のフェスティバル」を開催しています。
あまり私たちの生活には馴染みがない測量ですが、街を歩いていると、時々土地を測量している人を見かけます。
また道路などを測量している人もいますよね。
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測量と言うのは、地図の作成や、土地の位置・状態を調査するために、地表上の点の位置関係を決めるための技術や作業の総称のことを言います。
測量の歴史は世界的に見ると、古代エジプトの時から行われていたと考えられていますが、日本ではもっと歴史が浅くて、江戸時代に伊能忠敬が日本地図の作成のために蝦夷地で本格的な測量を行ったのが始まりとされています。
現在の日本では、測量を行うことは基本的に誰でもできますが、国または地方公共団体の実施する基本測量や公共測量などは、測量法に従って登録された測量業者に属する測量士または測量士捕でなければ行うことができません。
また、土地の登記を目的とした測量は土地家屋調査士でなくては行うことができないとされています。
測量士になるためには、専門の学科がある専門学校、短大、大学を卒業した後で一定以上の実務経験を経るか、国土地理院が行う試験に合格する必要があります。
土地家屋調査士になるためには、土地家屋調査士試験に合格する必要があります。
測量士になるための試験は合格率が毎年10%強、土地家屋調査士試験は10%弱と、どちらもかなり手ごわい試験になっています。
でもやはり測量と言うのはきちんと行わないと、後々土地の境の争いのタネにもなりかねないことですから、やはりきちんとした資格のある人が必要ですよね。
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