6月26日 オリエンテーリングの日 : 今日は何の日 毎日記念日いろいろ
6月26日今は何の日でしょう?

(Wikipedhiaより引用)
6月26日は「オリエンテーリングの日」です。
1966年の6月26日に日本で初めてのオリエンテーリングが東京の高尾山で行われたことを記念して制定されました。
天気がいい日に、家族や気の置けない仲間たちと地図を片手にハイキング気分で山の散策を楽しみながら、ポイントを巡っていく気楽な健康スポーツ。
オリエンテーリングにそんなイメージを抱いている人は多くいることでしょう。
日本では1970年代に本格的にオリエンテーリングを輸入した時に「国民体力づくり運動」の一環として普及させたことによって、そのようなイメージが定着してしまいました。
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しかし、もともとは19世紀に中ごろにスウェーデン軍が訓練の一環として始めたものが競技化したもので、本来はマラソン並みの激しい「走る」スポーツとして競技されているものです。
オリエンテーリングは地図とコンパスを使って、山野に設置されたコントロールとも呼ばれるポイントを指定された順序で通過して、フィニッシュまでの所要時間を競う競技です。
山の中を走る競技であることから、最もイメージに近いものはクロスカントリーだと言われていますが、クロスカントリーとの大きな違いは走るコースが決められてはおらず、渡された地図を読んで自分で自由にコースを組み立てることができると言う点です。
遠回りになるけれどもなだらかで安全な道を行くのか、多少の危険を冒しても一気に山の中の道なき道を一直線に行くのか、競技者たちは地図から読み取れる限りの情報を読み取って自分の行くべきコースを組み立てます。
時には道に迷い迷子になることもあることから、オリエンテーリングのユニフォームは発見されやすいように目立つ色のものが多く使われています。
日本では競技としてのオリエンテーリングを行っている人は数千人で、その多くは大学のサークルで始める人達です。
オリンピックへの採用も検討されていますが、競技場が広範囲にわたることや、決まったコースを走らないことからテレビ中継に適さないと言った理由で、なかなか実現するのが難しいと言われています。
テレビで中継されることもないので、競技としてのオリエンテーリングに触れる機会は一般の人にはなかなか難しそうですが、レクリエーションとしてのオリエンテーリングなら毎週のようにどこかで開催されていますよね。
今度のお休みはお近くのオリエンテーリング大会に参加してみてはいかがでしょうか?
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