6月12日 児童労働反対世界デー : 今日は何の日 毎日記念日いろいろ
6月12日今は何の日でしょう?

6月12日は児童労働反対世界デーです。
「児童労働をなくすことを世界に呼びかける日」として国際労働機関が2002年に制定しました。
最悪の形態の児童労働の撤廃を呼びかけるため毎年世界各地でさまざまな活動が展開されています。
日本では15歳までの子供たちは労働をせずに必ず学校へ行くことになっていて、ほとんどの子供が通学をしているので、児童労働が深刻な問題だ、と言われてもちょっとピンとこないところがあります。
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ところが世界に目を向けると、世界中には手軽に安価な労働力を得られる手段として、まだ幼い子供たちに教育を受けさせることなく、過酷な単純労働に従事させているところがたくさんあります。
子供たちの教育が行き届いている先進国のお店には、発展途上国で作られた格安の製品がたくさん並んでいますが、そういった製品の多くが、子供たちの安い労働力を使って作られているために、格安製品として販売できることはご存知ですか?!
児童労働の問題というのは、遠い世界のどこかに国の話ではなくて、実は私たちの生活にも関係する問題となっているのです。
初等教育さえも受けさせてもらえずに、小さなころから働きづめで働いていれば、その子は将来の道が大幅に狭まってしまうことになります。
またその国では人材が育たないために、経済が停滞する遠因ともなります。
子供にはちゃんとした教育を受けさせて、必要以上に過酷な労働はさせないように、しっかりと監視するとともに、先進国に住む私たちも格安製品の裏側に潜むからくりにもちゃんと目を向けるようにした方が良いですよね!
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