５月９日 アイスクリームの日 ： 今日は何の日 毎日記念日いろいろ
5月9日今は何の日でしょう？
5月9日は「アイスクリームの日」です。
1964年の5月9日に社団法人日本アイスクリーム協会が記念事業を行った際に、諸施設へアイスクリームをプレゼントしたことにちなんで、同協会が1965年に制定しました。
そろそろアイスクリームなどの冷たいものが恋しくなってくる季節ですよね。
子供だけではなく、大人でも大好きなアイスクリーム。
アイスクリームは冷凍庫があるからこそ作れるお菓子だと思いますが、意外にもその歴史は古く、中国では3千年以上前から作られていたと言う言い伝えや、古代ローマ帝国のユリウス・カエサルやアレクサンダー大王が食したと言われています。
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冷凍庫がない古代にどうしてアイスクリームを食べることができたのか不思議に思いますが、当時は天然の雪や氷で乳製品を凍らせていたとのことです。
人工的に凍らせたアイスクリームが登場したのは16世紀になってからです。
16世紀の初頭に、常温の水に硝石を大量の融かすと冷却されることが発見され、続いて16世紀の中ごろにはさらに氷も加えるとマイナス２０℃まで温度が下がることがわかりました。
このことにより、食品を人工的に凍結させると言う技術が出来上がり、アイスクリームも作られるようになりました。
１７２０年にはパリのカフェで売り出された、ホイップクリームを凍らせた氷菓子が大ヒットして、アイスクリームの商業的な成功の最初の例になったと言われています。
日本人で初めてアイスクリームを食べたのは、１８６０年に咸臨丸で渡米した遣米使節団だったと言われています。
日本で初めてアイスクリームが売り出されたのは、１８６９年に遣米使節団のメンバーであった町田房蔵が、アメリカに密航して帰国した出島松蔵から製法を教わって横浜に開いた「氷水屋」で販売した「あいすくりん」でした。
この時の値段は１人前が２分。
現在の価値に換算すると約８千円だったとのこと。
庶民には手が届かない超高級デザートだったんですね。
今はちょっと高級感を味わえるアイスクリームでも、８千円もするモノにはなかなか出会うことができません。
お値段も手軽になり、味も種類も様々に進化して、大人も子供もそれぞれの好みで楽しむことができるアイスクリーム。
今日はどんなアイスクリームを食べてみましょうか？
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