5月9日 黒板の日 : 今日は何の日 毎日記念日いろいろ
5月9日今は何の日でしょう?

5月9日は「黒板の日」です。
「こ (5) く (9) ばん」の語呂合せと、明治初頭にアメリカから黒板が初めて輸入されたのがこの時期だと言われていることから、全国黒板工業連盟が2000年7月に制定しました。
誰もが学生時代にお世話になった黒板。今でもほとんどの学校では黒板を使っていますよね。
今はホワイトボードが主流になってきましたが、以前は事務所などでもスケジュールや連絡板として活用されていましたよね。
色が濃い板に、白いチョークで書いていく黒板。
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この黒板の原点は、16世紀頃にヨーロッパで子供たちの学習用に使われていたホーンブックという、字を書いた紙を板に貼って、その上から透明な薄板で覆ったものだと言われています。
日本へは明治初頭にアメリカから入ってきましたが、アメリカには1810年代にフランスから伝わりました。
アメリカの陸軍士官学校の教官で軍事工学を教えていたクローゼ教授が黒板とチョークを授業に活用して、教育効果をあげたことが評判となって、アメリカの学校へ広がっていきました。
字を書くと言うと、白い板に黒い文字を書いた方が良いような気がしますが、黒板では逆ですよね。
黒っぽい板に白いチョークで書くのが普通です。
アメリカでも黒板のことは「ブラックボード」と呼んでいます。
どうして色が濃い板に白い文字を書くようになったのかというと、白い板だと光が反射してしまって、生徒が見にくくなってしまうのだとか。
確かに板が黒っぽい方が広い教室ではどの位置からみても、目に優しい感じがしますよね。
黒板は塗料や材質が時代によって変化し続けていて、最近ではコンピュータとつながった電子黒板も登場しました。
これからも様々な形式の黒板が登場して、子供たちの学習をより効率化して行ってくれるのではないでしょうか。
作られる過程は面白いものですね!
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