5月4日 ラムネの日 : 今日は何の日 毎日記念日いろいろ
5月4日今は何の日でしょう?

5月4日は「ラムネの日」です。
1872年の5月4日に、千葉勝五郎が日本で初めてラムネの製造販売の許可を得て、初めて製造したことに因んでいます。
これから夏に向かって暑くなっていくと、飲みたくなるのがラムネ。
普段はあまり炭酸飲料は飲まない、と言う人でも、炎天下の外出先で、あの独特のラムネの旗を見ると、ついつい買ってしまうのはどうしてでしょうか。
暑さで乾いた喉にシュワシュワとしみていく炭酸ののどごしは、何とも言えない快感ですよね!
「ラムネ」と言うのはちょっと変わった言葉ですが、実はこの語源は「レモネード」だと言うことはご存知ですか?
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レモネードはレモンの果汁を水で薄めて、砂糖やハチミツで味を調えたのもです。炭酸水で作ったものとは限らずに、日本でもレモネードと言えば、炭酸ではないレモンジュースのことを指すことが今では一般的ですが、イギリスでは現在のレモンスカッシュと呼ばれる、レモネードに炭酸が入ったものが、レモネードとして一般的に売られています。
日本に最初レモネードとして入ってきたのが、このイギリス版レモンネードだったことから、レモネードの日本版として販売された炭酸水が「ラムネ」となったとのこと。
面白いですね。
ラムネと言えば、あの独特の形状をしたビンが特徴ですよね。
丸いビー玉のようなラムネ玉でふたをして、炭酸を逃がさないようにする方法は、イギリスで編み出されたものだとのこと。
炭酸水をビンの中に詰めて、すぐにひっくり返すと、炭酸水の圧力でラムネ玉が口をふさいで炭酸ガスが逃げていかないようになる仕組みだとのこと。
炭酸ガスを逃がさない仕組みで、なおかつ再利用ができることから、広く普及しましたが、王冠や缶ジュースが登場して、ラムネ玉を使わなくても、炭酸ガスを逃がさないで運搬できる仕組みが出来ると、あのビンは少なくなっていきました。
現在は日本ではラムネと言えばあのビンが一般的ですが、あのビンの発祥の地のイギリスではすでに使われていないのだとか。
ラムネと言えば、ご当地ラムネなどもいろいろとありますが、実は日本では法律で大企業が参入できないと決まっているってご存知でしたか?
ラムネは中小企業が独占して作ることができるように、法律で定められているのだとか。
缶ジュースのサイダーとは何かが違う、あの玉を転がしながら飲む独特の味わい、いつまでも守っていきたいものですね!
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