5月4日 国際消防士の日 : 今日は何の日 毎日記念日いろいろ
5月4日今は何の日でしょう?

5月4日は「国際消防士の日」です。
1998年にオーストラリアで山火事の消火にあたっていた5名の消防士が、突然風向きが変わり命を落としたことを教訓とするために、カトリック教会の消防士の守護聖人であるフロリアヌスの聖名祝日である5月4日に因んで制定されました。
いざという時に、自らの命も顧みることなく、危険な火の中や災害現場に果敢に飛び込んで、消火活動や人命救助に当たってくれる消防士。
本当に格好良くて、子供たちのあこがれの存在でもありますよね。
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世界的にみると消防士の最初の公式な記録はローマ帝国の初代皇帝アウグストゥスが組織したものになりますが、それ以前から富豪が個人的に消防組織を作っていたことがわかっています。
消防士の守護聖人フロリアヌスは、西暦300年ごろにローマ帝国のドイツ・バイエルン地方の帝国軍総司令官で、軍務に加えて消防隊を組織する責任を負っていた人です。
キリスト教徒であったフロリアヌスは、皇帝マクシミアヌスのキリスト教徒迫害によって処刑されてしまい、後に消防の守護聖人として崇拝されるようになりました。
現在日本には消防士が16万人いますが、その中で職務中に命を落とす消防士は毎年10名未満です。
割合にすると0.005%を下回るほど、殉職する確率は低いのですが、それでも毎年、仕事中に命を落とす消防士が出てしまうと言うことは、危険な職務であることには変わりありません。
そんな厳しい現場に今日も立ち向かってくれる消防士の皆さんに心から感謝します。
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