5月31日 世界禁煙デー : 今日は何の日 毎日記念日いろいろ
5月31日今は何の日でしょう?

5月31日は「世界禁煙デー」です。
世界保健機関が設立40周年を迎える1988年4月7日を第1回世界禁煙デーとした後、1989年からは5月31日を世界禁煙デーと定めて実施されています。
毎年5月31日には禁煙マークをプリントしたTシャツを着たマラソン大会などを開催し、世界的に禁煙を呼びかける日としています。
また、日本では1992年から5月31日からの1週間を禁煙週間としています。
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現在世界中で喫煙者は10億1千万人、約5人に1人いると言われています。
タバコにはリラックス効果があると言われていて、喫煙者にとっては、紫煙をくゆらせるひと時と言うのは何にも代えがたい至福のひと時となっているようです。
しかしその一方で、毎年世界中で約300万人の人が喫煙が原因とみられる癌や心臓病で亡くなっています。
現在の状況がこのまま続くと、2030年には喫煙を原因とする死亡者の数が世界で年間1千万人に達するとみられていて、世界的にタバコによる健康被害を抑えるためにも禁煙を呼びかける必要性が高まっています。
タバコには多くの発がん性物質が含まれているために、長年わたる喫煙は癌や脳卒中、慢性閉塞性肺疾患や、妊娠中の喫煙が胎児に健康被害や知能低下を引き起こすことが知られています。
長年の習慣になっていることや、他のドラッグなどと比べるとその健康被害はまだ小さいものであるために、タバコは多くの国で年齢制限以外には法律的に規制されているものではありませんが、それでも世界的に禁煙の機運は高まっていると言ってもいいでしょう。
タバコには百害あって一利なしと言います。
タバコをやめたいのにやめられない、そんな悩みを持っている人は、禁煙外来などで相談してみるのはいかがでしょうか?
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