5月30日 掃除機の日 : 今日は何の日 毎日記念日いろいろ
5月30日今は何の日でしょう?
5月30日は「掃除機の日」です。
日本で電機工業会が1986年に5月30日を「お掃除の日」として制定し、1997年に「掃除機の日」と改称しました。
私たちの日々のお掃除に欠かすことができない掃除機。
もちろん、電気を使わないほうきやモップ、ぞうきんでもお掃除はできますが、掃除機の吸引力には敵いません。
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以前はゴミやほこりを取る機能しかありませんでしたが、最新式の掃除機の中にはゴミを吸い取りながら、ぞうきんがけも一緒にやってくれる、なんて一石二鳥の掃除機も出現していますし、ロボット型掃除機に至っては、自分で掃除しなくても、お掃除ロボットが外出中に勝手に掃除を終わらせてくれる、なんて夢の生活が実現してしまいました。
掃除機は現在、本当に驚くべき進化を遂げていますね。
そんな掃除機の歴史は1868年に始まります。
この年にアメリカ・シカゴのアイヴィス・マガフィーと言う人が真空式の掃除機を発明しました。
この掃除機は電気を使わずに、手でレバーを引っ張って真空状態を作り出してから、ノズルでゴミを吸い取るというもので、原理は簡単なモノでした。
特許を取ってカーペット清掃会社に売り込むことに成功しましたが、操作が面倒くさい割に、掃除の効率が上がらないことから、やがて市場から姿を消してしまいました。
本格的に掃除機の商品化に成功したのは、現在もアメリカで掃除用品のメーカーとして存続しているビッセル社の創業者メルヴィル・ビッセルが1876年に妻のために発明した、じゅうたんの上のおがくずを掃除するためのもので、1899年には電動駆動化に成功しました。
現在でも多くの掃除機に採用されている真空式の掃除機が発明されたのは、1901年の事でした。
イギリスのヒューバート・セシル・ブースが、塵を吹き飛ばす装置を見たところ、塵を吹き飛ばすよりも吸い取った方がいいいのではないかと考えて、発明しました。
当初の機械はとても大きなもので、掃除をするべき建物の前まで馬で運んだそうです。
その後、多くの人達の手によって改良されて、小型化していきました。
一般家庭に普及したのはじゅうたんを使う西洋では第一次世界大戦後に、日本では1960年代に入ってからです。
便利な掃除機ですが、その歴史はまだ100年とちょっとしかないのですね。
掃除機を使って、今日もお家の中をきれいにお掃除しましょうか!
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