5月29日 エベレスト登頂記念日 : 今日は何の日 毎日記念日いろいろ
5月29日今は何の日でしょう?

5月29日は「エベレスト登頂記念日」です。
1953年の5月29日にニュージーランドのエドモンド・ヒラリーとシェルパ族のテンジン・ノルゲイが、世界で初めて世界最高峰のエベレストの登頂に成功したことを記念しています。
世界最高峰の頂、エベレスト。チベット語ではチョモランマと言います。
ネパールと中国との国境にあるその頂は、標高8848mにあります。
人類がエベレストの頂に挑戦を始めたのは、実に1953年の登頂成功から遡ること30年以上前、人々の頭にエベレストの頂上を極めようと言う計画が持ち上がったのは実に50年以上も前のことになります。
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1921年から繰り返し何度も何度も遠征隊が送られて、山頂への登頂に向けた詳細な地図作りなどが進められてきましたが、雪崩によってメンバーが亡くなったり、山頂を目指して出発したきり行方不明になったりと、たびたび犠牲者を出してきました。
途中、イギリスの遠征隊とチベット政府のいざこざがあり、登頂が許可されなくなったり、第二次世界大戦により計画が中断したりと、なかなかエベレスト登頂は叶いませんでしたが、第二次世界大戦後にチベットが中国の支配下にはいり、中国側のルートが絶たれた代わりに、ネパールが鎖国を解いて開国したために、多くの国に挑戦のチャンスが訪れることとなりました。
1953年にイギリス隊が登頂に成功すると、1960年には中国隊が、1963年にはアメリカ隊が登頂を成功させていきました。
2000年代に入り、エベレストの登頂に成功する人の人数が急激に増えてきましたが、2014年にネパール人のガイド16名が死亡する雪崩事故があり、ネパール人シェルパのボイコットがおきてしまい、2015年にはネパール地震の影響で、ベースキャンプを直撃する雪崩事故が起きて日本人1名を含む18名が亡くなるなど、毎年のように犠牲になる人が絶えません。
それでも多くの人を惹きつけてやまないというエベレストの魅力と言うのはいったいどんなところにあるのでしょうか?!
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