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5月19日 ボクシングの日 : 今日は何の日 毎日記念日いろいろ


5月19日今は何の日でしょう?

今日は何の日 毎日記念日いろいろ 5月19日 ボクシングの日


5月19日は「ボクシングの日」です。

1952年の5月19日に白井義男が世界フライ級チャンピオンのダド・マリノに判定勝ちをして、日本で初めての世界タイトル保持者となったことを記念して、日本ボクシング協会が2010年に制定しました。

ケンカをして人が人を殴ることはいけないこととされています。

しかし、正々堂々と思う存分殴り合いができるのがボクシングと言うスポーツです。

しかも拳で殴っても、手を痛めないようにグローブをしているので、力任せに相手の事を殴ることができます。


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現在では安全面に配慮をしたルールが定められていますが、まさに許された死闘ですよね。

ボクシングの歴史はとても古く、紀元前4000年頃の古代エジプトの象形文字から軍隊で行われていたことが判読されています。

またクレタ島の紀元前3000年頃のエーゲ文明の遺跡からもボクシングをしている人の絵が描かれた壺が発見されています。

紀元前9世紀から紀元後4世紀まで行われていた古代オリンピックでも、競技として採用されたことがわかっていますが、中世に入るにつれて剣術が護身術として発達したために、ボクシングは衰退していきました。

現在のボクシングにつながる流れは、16世紀から始まります。

16世紀頃に剣の携帯が一般的ではなくなってきたことをきっかけに、まずはイギリスで賞金を懸けたボクシングが盛んになり始めました。

当時のボクシングと言うのは、スポーツと言うよりは護身術の要素が強く、蹴りや投げ、噛みつき、目つぶしと言った素手でも危険な技だけではなく、フェンシングやこん棒術も教えていました。

しかし試合でタイトル保持者が相手を殺してしまったことをきっかけに、スポーツとしてふさわしい安全に配慮したルール作りがなされるようになり、1743年に近代ボクシング初のルールブックが作成されました。

現在でもその危険性が指摘されることもありますが、競技をする人も、ただ観るだけの人も、多くの人を惹きつけてやまない魅力があるのがボクシング。

ワクワクと興奮するような試合を期待しますが、選手の皆さんが1日でも長くリングに立ち続けることができるように、ぜひ安全面には配慮して欲しいものだと思います。




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