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5月17日 生命・きずなの日 : 今日は何の日 毎日記念日いろいろ


5月17日今は何の日でしょう?

今日は何の日 毎日記念日いろいろ 5月17日 生命・きずなの日



5月17日は生命・きずなの日です。

5月は新緑の候で生命の萌え立つ季節であることにちなんで、17日は「ド(十=とお)ナー(七)」の語呂合せで、臓器提供したドナーの家族で作る日本ドナー家族クラブが2002年に制定しました。


自分の命の一部を他の人が生きるために提供する臓器提供。

とても尊い行動ですよね。

脳死判定などを巡って、長年にわたってさまざまな議論がされてきた臓器提供ですが、1997年に臓器の移植に関する法律が施行されて、1999年に日本で初めての脳死による臓器移植が行われてから、今までに何例もの臓器移植が実施されてきました。


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また脳死に関する議論が盛んになる前から、完全に心臓死してからも臓器移植が可能な角膜や腎臓は、1979年から移植が行われてきました。

愛する家族の死を告げられて、また臓器移植のドナーとなると言う選択肢を示されたとき、家族はどのようにこの決断に立ち向かっていくのでしょうか。

死にゆく家族の臓器を提供することを決断した人の中には、灰になって埋葬してしまうのなら、他の人の役に立ててもらった方が良い、という人もいます。

また突然愛する家族の死を告げられた絶望の中で、我が子の命の一部が他の人の身体の中で生き続ける、ということに新しい希望を見出した、という人もいます。

家族の死という、人生で最も苦しみと葛藤が大きな瞬間に、他の人の命を繋ぐために臓器を提供すると言う決断をすることは、苦しい決断になることは想像に難くありません。

しかも現在の日本の法律の中では、死後の提供に関してはどこの誰から、どこの誰に提供されて、その結果がどうなったのかは、一切知らされないことになっています。

見ず知らずの人の命を助けるために、愛する家族の命を提供すると言う決断をされた皆様に、心から哀悼と感謝の意を捧げたいと思います。




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