5月17日 世界高血圧デー : 今日は何の日 毎日記念日いろいろ
5月17日今は何の日でしょう?

5月17日は「世界高血圧デー」です。
世界高血圧連盟が2005年に制定し、日本では2007年から「高血圧の日」として実施されています。
高血圧、と言う言葉は良く聞きますが、どのような状態かご存知ですか?
血圧と言うのは、心臓から血液を全身に押し出すときの圧力の事なのですが、この血圧が高い状態で維持されていることを高血圧と言います。
血圧と言うのは、急に驚いたり、興奮したり、運動をしても簡単に上がってしまうものなのですが、こういった場合に一時的に高くなるのは全く問題がありません。
問題となるのは、運動をしている訳でもなく静かにしている時の血圧が、高いレベルで維持されてしまう状態です。
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具体的には収縮期血圧が140mmHg以上、拡張期血圧が90以上に保たれた状態の事を「高血圧」と呼びます。
高血圧と診断されても、高血圧によって今すぐに命に関わる問題が起きる訳ではないので、放置してしまう人がたくさんいます。
しかし、血圧が高い状態が続くと、血管に強い圧力がかかり続け、血管が硬くなっていきます。
するとやがて血液の通り道が細くなってしまいます。
血管が硬くなり、血液の通り道が細くなると、動脈硬化を起こしてしまい、心筋梗塞や脳梗塞などの脳血管障害の原因となってしまいます。
高血圧が原因で起こる病気は、発症すると命に関わるケースが多いのが特徴です。
また死に至らなくても障害が後に残ってしまうことが多い脳血管障害の多くは、病気になる前に高血圧をきちんと管理していたら防げるものです。
ある程度の年齢になると、多くの人が診断されてしまう高血圧ですが、たかが高血圧とバカにすることなく、きちんと管理して、いつまでも健康で長生きできるようにしましょうね!
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