5月15日 ストッキングの日 : 今日は何の日 毎日記念日いろいろ
5月15日今は何の日でしょう?

5月15日は「ストッキングの日」です。
それまでストッキングと言えば絹製のものばかりだったのを、1940年にアメリカのデュポン社がナイロン製のストッキングを発売したことを記念して制定されました。
スカートから伸びる女性の足を美しく見せてくれるストッキング。
サッカーや野球の靴下の事をストッキングと呼ぶこともありますが、広くは靴下よりも薄く伸縮性があり、足を美しく見せてくれるもののことを言いますよね。
現在は多くの女性が履いているストッキングの元をたどると、最初は男性が履くためのものだったようです。
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ストッキングの元祖と呼べるものが登場したのは16世紀のヨーロッパ。
当時は上流階級の男性はスカートのようなものを履くのが主流で、その下に靴下を兼ねたズボンを履いていました。
このズボンがストッキングの元になったと言われています。
日本で初めてストッキングを履いたのも男性で、なんと!!
水戸黄門こと徳川光圀が日本人としてストッキングを最初に履いた人だとのこと。
500年も前から、洋を問わず、男性も足のおしゃれに気を遣っていたのですね。
女性がストッキングを履くようになったのは、エリザベス1世が最初だと言われています。
エリザベス1世の父のヘンリー8世がストッキングの愛用者で、父の影響でストッキングを履くようになったようです。
エリザベス1世は美しく装飾されたストッキングを履いて、大好きなダンスを踊り、ファッションとしてのストッキングを世の女性たちに広めました。
16世紀から、1940年にナイロン製のものが登場するまで、ストッキングは絹で編まれていました。
光沢があり滑らかな肌触りの絹のストッキングは、男性も女性も魅了したことでしょう。
しかし絹は高価な上に耐久性が無く、すぐにダメになってしまいました。
丈夫で絹よりも長持ちして、しかも安価なナイロンのストッキングが登場すると世界中に爆発的にヒットして、現在に至ります。
しかし、アレルギー体質などでナイロンが肌に合わない人には、絹のストッキングも販売されているので、興味のある人は試してみてはいかがでしょうか?
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