5月10日 地質の日 : 今日は何の日 毎日記念日いろいろ
5月10日今は何の日でしょう?

5月10日は地質の日です。
1876年の5月10日に日本初の広域的な地質図「日本蝦夷地質要略之図」が作成されたことを記念して、地質関係の組織・学会が2007年に制定しました。
地質のことを研究する学問のことを地質学って言いますよね。
正直なところ、私たちの生活にはあまり関係ないことなので、興味がない人もたくさんいるかもしれませんが、実は地質学っていうのは、私たちの生活を支える様々な分野とリンクしているとても大切な学問だってことはご存知でしたか?
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地質っていうのは、私たち人類が生活している地球上の地面の中のことを指しますよね。陸上だけではなく、海の底の下にも地質があります。
地質の中には様々な興味深いものが埋まっているんですよね。
地質学がリンクする学問分野には、まず古生物学があります。
化石を調べて、古代の生物について研究する学問ですよね。
古代の生物からどのように進化して現在に至っているのかを調べることで、現在の生物がやがてどのような方向へ向かっていくのかを考察することが出来るんです。
また地質学がリンクする分野には鉱物学があります。
私たちの生活を、特にエネルギー分野で支えているのは、石油や石炭などの化石燃料ですが、そういった化石燃料や、金属などの埋蔵について研究するのが鉱物学になります。
また火山学も地質学と大いに関係がある研究分野です。
地面の下にうごめいているマグマの動きを観察することが火山の研究には大切なことになりますが、やはり地面の下で起きていることなので、地質と大きな関係がある学問分野になります。
火山大国と言われる日本にはとても重要な研究分野ですよね。
あまり普段、私たちの生活には地質という言葉はかかわりがなさそうですが、今住んでいる地域の地質がどのような地質なのかを把握しておくことは、地震の揺れを想定する上でも大切だとも言われています。
何かの機会があったら、古い地図などを見て、どんな地質の上に自分の家が建っているのかを調べてみるのもいいのではないでしょうか。
地質もいろいろとあるようですね。
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