4月6日 城の日 - 今日は何の日 毎日記念日いろいろ
4月6日今日は何の日でしょう?

4月6日は「城の日」です。
「し(4)ろ(6)」の語呂合わせで、財団法人日本城郭協会が1974年に定めました。
日本には、松本城、姫路城、彦根城など、国宝にも指定されている立派なお城がいくつもあります。
どれも立派な天守閣を持ったお城ですが、現在まで残っているこれらのお城は、戦国時代以降に作られたお城です。
もともと、お城と言うのは敵に攻められたときの守りの要として設けられていたものでした。
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小高い丘陵や山に棚田のような廓をいくつも形成して、簡素な小屋や物見やぐら、城門などを仮設しました。
ふもとの平地には堀や土塁、城門を作って、攻めてくる敵の侵入を防ぎました。
城には食料や武器を大量に備蓄しておき、持久戦に耐えられるように備えをしておいたのです。
現在残っている天守閣がそびえたつお城がつくられるようになったのは、戦国時代にポルトガルから火縄銃が伝来したからでした。
従来の矢や槍を防ぐための城の作り方では、火縄銃での攻撃ではひとたまりもありませんでした。
そこで、鉄砲の弾でも貫通することができないように、ガッチリと組んだ石垣の上に、ぶ厚い土壁で覆った天守閣が作られるようになりました。
屋根も頑丈にするために、それまで寺院などで使われてきた瓦が使われるようになりました。
城の防御性が高まると、それまでは攻めにくい山の中に作られていた城を、利便性の高い平地に作るようになりました。
それまでは城主は城のふもとに館を構えて、日常生活や政務は館で行っていたのを、城の利便性が高まったことで、生活や政務の場も城の中に移すようになりました。
戦闘の際の要塞でもあり、日常生活や政務を取り仕切る場ともなった日本のお城は、戦いのための要塞としての特徴の他に、寺院建築や住宅建築の要素もふんだんに取り入れるようになり、日本独自の天守閣を持った楼閣建築を発展させることになります。
外国の人達からも絶賛されている日本のお城の美しさ。
いつまでも末永く残していきたいものですね!
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