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4月3日 いんげん豆の日 - 今日は何の日 毎日記念日いろいろ


4月3日今日は何の日でしょう?

今日は何の日 毎日記念日いろいろ 4月3日 いんげん豆の日



4月3日は「いんげん豆の日」です。

いんげん豆を日本にもたらしたと言われている、隠元隆gが旧暦の延宝元年4月3日(新暦1673年5月19日)に亡くなったことに因んでいます。

安価で栄養価も豊富で、毎日の食卓で何かと重宝するいんげん豆。

いんげん豆は南北アメリカ大陸原産のマメ科の植物です。

栽培が簡単な上に、低脂肪高タンパクと栄養にとても優れた食品であるために、古代から、南北アメリカ大陸では乾燥させたものを税として徴収していたほどでした。

それが世界中に広がったきっかけは、コロンブスが二度目の航海でヨーロッパに持ち帰ったことでした。



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世界中どこでも、栄養価が高く、植物性タンパク質の宝庫であるマメ科の植物と言うのは、各地で準主食として何らかの豆が食べられています。

ヨーロッパでは豆は古くからソラマメが食べられていました。

ところがこのソラマメは「ソラマメ中毒」という、急性腎不全から死に至ることもある病気を引き起こすことがあり、栄養素を簡単に取れる食材でありながらも、人々から恐れられている食べ物でした。

コロンブスが持ち帰ったインゲン豆は、このソラマメ中毒の心配が無く食べられる豆として、ヨーロッパ人に受け入れられたようです。

特にフランス料理で若いインゲン豆を鞘ごと使った料理が発展し、現在でもヨーロッパの各地でフランス流のインゲン豆の料理が食べられています。

16世紀末にヨーロッパから中国へ渡り、17世紀に明からの帰化僧であった隠元隆gが日本に持ち込んだことで、「いんげん豆」の名前が付きました。

栽培が簡単で、低脂肪な上に、乾燥重量の2割をたんぱく質が占めるほど高タンパクのインゲン豆は、現在では世界中で主要なタンパク源として利用されています。

アミノ酸の組成も完璧で、特に主食として食べられている主要三大穀物(小麦・トウモロコシ・米)に不足している必須アミノ酸のリシンを豊富に含んでいることから、インゲンを添えた食事は栄養学的にも優れたものになるとされています。

身が成熟しないまだ若いうちに鞘ごとサヤインゲンとして食べることもできますし、成熟した実を乾燥して貯蔵して利用することもできます。

サヤインゲンとして食べる時には、日本ではてんぷらや塩茹で、おひたしなどで食べることが一般的です。

成熟した実を利用するときには、煮豆や甘納豆、お菓子用の白あんなどに利用されます。

フランス料理やイタリア料理では煮込み料理に多く好んで使われます。

栄養豊富で簡単に手に入るインゲン豆。

どんな料理を作ってみましょうか?




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