4月30日 図書館記念日 - 今日は何の日 毎日記念日いろいろ
4月30日今は何の日でしょう?

4月30日は「図書館記念日」です。
1950年の4月30日に図書館法が公布されたことを記念して、1971年に制定されました。
沢山の本を備えて、私たちに無料で貸し出しをしてくれる図書館。
本はもちろん本屋さんでお金を出して購入することもできますが、図書館の存在意義と言うのはいったいどのようなところにあるのでしょうか?
図書館の役割と言うのは、貴重な情報源となる書籍や資料を集め、適切に分類整理し、市民に提供することにあります。
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読書をすると言うことは、情報を得るための最も効率的な手段のひとつです。
より良い情報を得ることが、より良い人生を生きることにもつながります。
人間性の成長や学習能力の向上に読書は欠かすことができないもので、文化的な生活を営むと言う基本的人権の一翼を担うものです。
そのために情報を得るための本を市民に無償で提供することは、公的図書館の大切な使命となります。
また一般市民が入手することが困難な貴重な資料を集め、適切に保管し、後の世代に引き継いでいくと言う使命も持っています。
図書館文化を守っていくと言うことは、私たち市民の一人ひとりの知的で文化的な生活の向上に欠かせないものであるとともに、後世へ貴重な文化を受け継いでいくための手段でもあります。
ただ、近年は流行の新刊書を購入したくない市民の要望に応えるために、図書館で貸し出しの要望が高い流行の新刊書ばかりを購入したり、そのためにベストセラーになった本でもなかなか売れずに、作家に印税が入らずに生活に困る、という事態が起きています。
作家の生活を守りながら、図書館としての使命を全うするために、何かできる工夫を考える必要もありますよね。
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