4月2日 国際こども本の日 - 今日は何の日 毎日記念日いろいろ
4月2日今日は何の日でしょう?

4月2日は「国際こどもの本の日」です。
4月2日はアンデルセンの誕生日であることに因んで、国際児童図書評議会が1966年に制定しました。
ハンス・クリスチャン・アンデルセンは1805年に生まれ、1875年に亡くなったデンマークの童話作家で詩人です。
アンデルセンの童話だと知らなくても、「親指姫」「人魚姫」「裸の王様」「みにくいあひるの子」「マッチ売りの少女」等、子供の頃、誰もが一度は読み聞かされているはずです。
さて子供に本を読ませることの重要性は、現在世界中で言われていますが、子供の読書にはどのような効果があるのでしょうか?
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本を通してたくさんの言葉と触れ合うことができるので、語彙が増えて、読める漢字も増えてきます。
自分の力で物語のあらすじを追っていく力が身につくので、学校の勉強には欠かすことができない読解力が向上し、学業成績にもいい影響が出てきます。
その上、日頃から名文に触れることで、文章が上手く書けるようになり、作文が得意になると言われています。
心理的にもいい影響があって、物語を通して、自分とは違うさまざまな人物の心理描写に触れることで、共感性が高く、人の気持ちを理解できる人になるそうです。
また映像があらかじめ与えられれているテレビやゲームとは違い、文字情報だけで頭の中でストーリーをイメージすることで、大脳が活性化し、その影響で新しい神経回路が構築されるそうです。
なかなか子供が本を読んでくれなくて、と言う場合には、読み聞かせでも同じような効果が得られると言われています。
夜の寝る前の5分か10分、お子さんと一緒にお気に入りの本を読んでみるのも良いですよね。
お父さんお母さんは上手に読めなくても良いとのこと。
あくびをしながら、棒読みで読んでいても、子供たちにはちゃんとお話が伝わるそうです。
また、本屋さんや図書館でやっている読み聞かせの会に出かけてみるのも良いそうですね。
最近、学校では朝の10分間読書をやっているところが多いようですが、たった10分間でも毎日続ける効果は絶大とのこと。
荒れていた学校が朝の10分間読書をはじめてから落ち着いた、と言う報告例もあるそうです。
子供の知性と心を伸ばし、気持ちを落ち着かせる効果がある読書。
お子さんがいらっしゃる方は、お子さんと一緒にお気に入りの一冊をこの日は選んでみたらいかがでしょうか?
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