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4月27日 哲学の日 - 今日は何の日 毎日記念日いろいろ


4月27日今は何の日でしょう?

今日は何の日 毎日記念日いろいろ 4月27日 哲学の日



4月27日は哲学の日です。

紀元前399年の4月27日に、今でも大きな影響を与えている哲学者のソクラテスが毒杯をあおって刑死したことに由来しています。

ちなみにソクラテスの妻クサンティッペが悪妻であったと言われていることから「悪妻の日」ともされています。

あなたは哲学と言うと、どんなイメージを持っていますか?

難しすぎてよくわからない!


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学生時代にカントやヘーゲル、ニーチェに挑戦したけど挫折した!

そんな人もたくさんいるのではないでしょうか。

本当に過去に世界に大きな影響を及ぼしていた偉大なる哲学者たちの書物には、大きな憧れを抱きますが、その重厚壮大な世界や言葉に跳ね返されて、あえなく撃沈してきたのは、実は私も同じです。

でも人生哲学とか、経営哲学とか言われるように、哲学と言うのは自分が世界に対して自分の立ち位置をどう考えてとらえていくのか、と言うことを考え抜くことだと思います。

もちろんその中で、先人たちの言葉は大きな示唆を与えてくれるものですが、結局はどんな立派な言葉を知ったところで、それに対して「じゃあ、自分はどうなの?」と言うことろをしっかりと伝えられることが、一番大切なことですよね。

それでその考える過程で、それまで自分が当たり前だったと思っていたことが、実は当たり前じゃなかったり、別の見方があると言うことに気が付いたりすることが哲学の大きな魅力ではないでしょうか。

ソクラテスは街の若者に次から次へと問答を吹きかけていきました。

そうすることで、若者たちが物事を深く考えるようになり、本当に正しいこととは何か、本当に自分がやるべきことは何か、という答えに、自分自身の力で至るように導こうをしていたのです。

しかし時の権力者にとっては、そんなソクラテスの存在が疎ましいものでありました。

独裁者にとっては、民衆は時として何も考えずに黙っていてくれた方が都合がいい時もありますよね。

それでソクラテスは若者を惑わすと言う罪で逮捕され、自分の主義を変えるか、毒を飲むかを選ぶことを迫られて、毒を飲むことを選びました。

権力におもねることではなく、自分自身が正しいと思うことを貫く法を選んだんですね。

時として、自分の考えを貫くと言うことは、周囲との大きな軋轢を生むこともありますが、今まで時代を切り開いてきたフロンティアの多くは、最初は変人とバカにされていた人も多くいました。

わがままを振りかざした自己主張は良くありませんが、自分自身の人生の哲学を、ちょっとここで見つめ直してみるのはいかがですか?




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