4月14日 柔道整復師の日
4月14日今は何の日でしょう?

4月14日は柔道整復の日です。
1970年の4月14日に柔道整復師法が制定されたことを記念して、NPO法人全国柔整鍼灸協会が、柔道整復を広く認識してもらうことを目的として制定しました。
子供の頃に、捻挫をするとよく連れて行かれたのが、柔道整復の接骨院でした。
今でも街のあちこちで接骨院ってありますよね。
病院ではないのに保険証が使えるので、ちゃんとした医療として国が認定していると言うことですよね。
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戦国時代に確立した武術の中には、人を殺すための技術である殺法の他に、闘いなどで怪我をした時の治療法である活法も記されているのだそうです。
その活法だけが独立して江戸時代に発展した柔術で特に活用されるようになったことが、現在の柔道整復に繋がっているとのこと。
相手の力を利用して投げる柔術は、他の武器を使わない武道や格闘技と比べると、怪我をしにくい方ですが、それでも捻挫や脱臼、骨折などは頻繁にしてしまいます。
そういった怪我を身体が本来持っている自然治癒力を引き出しながら、できるだけ早く治すための日本独自の治療法として、特に柔道家の間に広まっていきました。
法律が制定される以前は、柔道の道場の隣に治療院が多くありました。
現在では柔道の経験の有無を問わず、3年以上専門の学校へ通い、国家試験に合格した人なら誰でも柔道整復師の資格を取得することができます。
国家試験の合格率は毎年70%から60%とのこと。
授業の内容は、解剖学や生理学等、かなり難しいこともたくさん覚えなくてはならないようですね。
でも医療関係の資格を取りたい人は、挑戦してみるのもいいのではないでしょうか。
鍼灸などの東洋医学の中で、骨折、脱臼、捻挫を扱うことを許されているのは柔道整復師だけだそうです。
あまりお世話になりたくはないですが、いざとなったら頼りになる存在ですよね!
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