4月13日 決闘の日
4月13日今は何の日でしょう?

4月13日は「決闘の日」です。
慶長17(1612)年旧暦4月13日(1612年5月13日)に、巌流島で宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘が行われたことにちなんでいます。
お互いの名誉のために1対1で命を掛けて戦うのが決闘ですよね。
裁判をしても納得がいく決着を得ることができなかったときなどに、自分の名誉を回復するために相手に申し込んで、相手も受諾すれば決闘を行っていました。
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ヨーロッパでは、6世紀には制度として決闘が認められていたとのこと。もともとはゲルマン民族が伝統的に行っていたものが制度化されたようです。
ヨーロッパでは決闘の申し込みは相手に白い手袋を投げるか、白い手袋で相手の顔を叩くことで決闘の申し込みとなりました。
日本では決闘の時と場所を書いた果たし状を送ることで、決闘の申し込みとなりました。
日本でもヨーロッパでも、決闘は同じ身分同士のものでしか行うことができませんでした。
日本でもっとも有名な、宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘の理由は本人たちにはどうやらなかったようです。
お互いに当時の剣術の天才として世間に名を轟かせていましたよね。
そんな2人の弟子たちが、どちらの剣術が優れているのかを争った結果、師匠同士が決闘せざるを得なくなってしまったようです。
一説によると、宮本武蔵は佐々木小次郎を倒したけれども、絶命させるには至らなかったそうです。その上、殺すには忍びないとして、宮本武蔵は佐々木小次郎を殺さずに立ち去ったのですが、その後、武蔵の弟子によって殺されてしまったのだとか。
人の命を奪うための技術が剣術ですが、自分たちは何かをしたわけではないのに、弟子たちの争いによって、命を奪うのか奪われるのかの闘いをしなくてはならなくなるとは、ちょっと切ない気分になるのは私だけでしょうか。
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