4月11日 メートル法公布記念日
4月11日今日は何の日でしょう?

4月11日は「メートル法公布記念日」です。
1921年の4月11日に日本で改正「度量衡法」が公布されて、法律でメートル法を使用することが決められたことに因んでいます。
度量衡っていう言葉はご存知ですか?度量衡の「度」は長さを、「量」は容積を、「衡」は重さのことを表していて、「度量衡」という言葉は、長さ、容積、重さを図るための基準となる物差し、ます、はかりのことを指しています。
私たちが学校で習って、普段の生活の中で使っている度量衡はメートル法やグラム法ですが、日本や世界を見てみると、長さや重さを表す単位っていろいろとありますよね。
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1寸は約3cm、1尺は約30cm、1フィートも約30cmになります。
こういった度量衡の単位と言うのは、もともと自然発生的に各地域に生まれてきたものでした。
文化が発展していくにつれて、モノの基準を数字で表現することっていうのは大切になってきますよね。
そのための基準として、各地域に独自の度量衡が発展していったのです。
しかし、大航海時代を経て、世界がグローバル化するにつれて、世界各地に独自の度量衡があるのでは、いろいろと支障をきたすようになってしまいました。
貿易をする時に、こちらの国から持っていったものの重さや長さと、あちらの国で降ろす時の重さや長さの単位が揃っていないと、やっぱり困ってしまいますよね。
こういったことから、18世紀末にフランスでメートル法が制定されました。
そこで地球の直径を4万キロメートルと定めて、北極点や南極点から赤道までの距離の1万分の1を基準としたメートル法が定められました。
厳密に言うと、地球は若干楕円形になっているので、地球の直径は4万キロメートルにはならないのですが、細かいことは気にしないでおきましょうね!
頭の中がグルグルしそうです><
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