3月3日今日は何の日でしょう?
3月3日は「耳の日」です。
「3」が耳の形に似ていることと、「み(3)み(3)」の語呂合わせから、
1955年に日本聴覚医学会が創立し、翌年に社団法人日本耳鼻咽喉科学会が制定しました。
一般の人が耳に感心を持ち、健康な耳を持っていることに感謝して、好い音楽を聞かせて耳を楽しませてあげることや、耳の病気や耳が不自由な人々に対する関心を高めることを目的としています。
また3月3日は三重苦のヘレン・ケラーにアン・サリヴァンが指導を始めた日でもあり、電話の発明者のグラハム・ベルの誕生日でもあります。
誰でも持っている耳。
人間だけではなく、動物にも必ずありますよね。
耳の大切な機能としては、音を聞くことと、身体を動かすときにバランスを取るために必要な平衡感覚を司ることです。
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しかし、近年では携帯音楽プレーヤーの普及や、スマホで音楽を簡単に聞くことができるようになったことで、イヤホンやヘッドホンを頻繁に使う人が増え、そのために耳に不調を訴える人が増えてきています。
携帯音楽プレーヤーが普及する前は、好きな音楽を聴きたいときには、自分の家まで帰ってラジカセやレコードを掛けなければ聞くことができませんでしたが、携帯音楽プレーヤーの出現と普及で誰もが自分の好きな時に音楽を楽しむことができるようになりました。
ちょっとし待ち時間や通勤通学の時間に、好きな音楽を聞いたり、語学の勉強ができることはとても便利なことなのです。
しかし部屋の中のスピーカーから流れてくる音を聞くのではなく、耳に直接音が流れ込んでくるイヤホンやヘッドホンと言うのは、自分が感じているよりもはるかに大きな負担を耳にかけています。
音楽を手軽に聞ける楽しさから、大音量で音楽を聴き続けて、耳に負担がかかっていることに気が付かずに、ある日突然聞こえずなり、耳鼻科に慌てて駆け込む人が多くいます。
そんな人たちの多くが騒音性難聴と診断されています。
この病気は現在の医学では完全に治すことは不可能と言われていて、最悪の場合は、聴力が元に戻らないこともあります。
このようなことにならないためには、大音量で音楽を聞かない、長時間イヤホンやヘッドホンを使用しない、こまめに休憩をはさむ、と言った対策を普段から心がけると良いそうです。
自分でも気が付ないうちに、あなたの耳は悲鳴を上げているかもしれません。
気になるようなら、早めに耳鼻咽喉科へ行きましょう!
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