3月31日 オーケストラの日 : 今日は何の日 毎日記念日いろいろ
3月31日今日は何の日でしょう?
3月31日は「オーケストラの日」です。
日本オーケストラ連盟が「み(3)み(3)に一番(1)」「み(3)み(3)にいい(1)日」の語呂合わせと、春休み中で親子そろってイベントに参加しやすいことから、2007年に制定しました。
多くの人が楽器をもってステージ上に整列し、時として壮大に、時としてすすり泣くように繊細に、私たちの心を揺さぶる音楽を奏でるオーケストラ。
オーケストラの語源となったのは、古代ギリシャの「オルケストラ」という言葉だと言われています。
「オルケストラ」と言うのは、古代ギリシャの円形劇場の舞台の前の方のスペースのことで、この場所は楽器奏者とダンサーがに割り当てられていました。
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それが徐々にその場所に配置される楽団の事をオルケストラと呼ぶようになり、現在のオーケストラになったと言われています。
集団で音楽を奏でることは昔からあったようですが、現在の管弦楽団としてのオーケストラに繋がる形が作られ始めたのは、16世紀から17世紀のバロック時代です。
オペラの伴奏として弦楽合奏にオーボエやファゴット等の木管楽器が加えられた20名程度の編成がオーケストラの始まりだと言われています。
その後、トランペットやトロンボーンといった金管楽器も加えられ、徐々にティンパニー等の打楽器も加えられるようになりました。
古典時代になると、総勢60名ほどの編成で作られるようになり、その後80名から90名程度で編成されるようになりました。
現在ではほとんどのオーケストラがこの規模で編成されています。
オーケストラの演奏会と言うと、クラシック音楽に親しんでいない人にとっては敷居が高くてなかなか行きにくい、と言う人も多くいます。
でも最近では、ゲーム音楽やポピュラー音楽をアレンジした演奏会や、親子連れが周囲の目を気にすることなく気軽に楽しむことができるファミリーコンサートなども各地で開かれています。
この春休み、いつもとは違う音楽を楽しんでみるのはいかがですか?
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