1月5日 魚河岸初競り : 今日は何の日 毎日記念日いろいろ
1月5日今日は何の日でしょう?
1月5日は「魚河岸初競り」です。
「魚河岸」の「かし」とはその字の通り「川岸」のことを意味します。魚を取った船が戻る岸辺が、そのまま魚を売る市場になったことから、いつしか「魚河岸」と呼ばれるようになりました。また、古来より船は重要な物流の手段であったことから、河岸は魚以外の物産を売買する場となったり、工業的な拠点となることもありました。古来より、人々の往来や交流が盛んな場所が河岸だったのです。
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特に東京では、江戸時代から日本橋付近の河岸に魚市場があったことから、その市場のことが魚河岸と呼ばれていました。その後、市場は東京中央卸売市場、通称築地市場へと移り、公設市場となりましたが、築地市場のことを魚河岸ということもありました。
初競りというのは、その年で初めての市場での競りが行われることです。通常は1月5日に市場での競りが行われます。この初競りではご祝儀相場が付けられます。その年に最初に競りにかけられる最も大きなマグロがいくらで競り落とされるのかは、毎年、正月の風物詩として大きなニュースになります。
ここ近年は、クロマグロが3億円の高値で競り落とされることもしばしばあります。その年の景気を占い、人々の心持を明るくしてくれる風物詩として多くの人々が期待を寄せるものとなっています。
1月5日今日は何の日?毎日記念日いろいろ!
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