今日は何の日 毎日記念日いろいろ

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1月30日 孝明天皇祭 : 今日は何の日 毎日記念日いろいろ


1月30日今日は何の日でしょう?

1月30日 今日は何の日 毎日記念日いろいろ 孝明天皇祭


(https://ja.wikipedia.orgより引用)

1月30日は「孝明天皇祭」です。

孝明天皇祭は宮中祭祀の1つである先帝以前三代の例祭で、先の天皇の昭和天皇から数えて3代前の天皇である孝明天皇が崩御した1月30日に、皇居内の皇霊殿と孝明天皇の陵所である京都の月輪東山陵で祭典が行われます。

孝明天皇は天保2(1831)年に仁孝天皇の第四皇子として誕生して、弘化3(1840)年に仁孝天皇が崩御すると天皇に即位しました。

この頃は、日本には外国船がたびたびやってきて、日本は鎖国を解き開国を求められるようになっていた時期で、幕末から明治維新へと日本の政治が劇的に動いていく時代でした。


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開国については江戸幕府だけでは決めることができずに、孝明天皇の勅許が必要でしたが、孝明天皇の基本な考えは、開国せずに外国勢力を排除する攘夷でした。

しかし、世界情勢は鎖国を続けていくことを許してはくれません。

アメリカやロシアなどの大国に押された幕府の大老・井伊直弼が、日米修好通商条約や日露通称修好条約などを朝廷の許可なく結んでしまいます。

このことで井伊直弼は桜田門外の変で尊王攘夷派に暗殺されてしまいました。

幕府と朝廷との関係が悪化しないように、天皇の妹の和宮を将軍・家茂に嫁がせて公武合体をさせてみたりと、外国との付き合いもほどほどにしつつ、国内が混乱をきたさないような取り組みがなされました。

しかし天皇の攘夷の意向は全く変化がなく、しびれを切らした外国が大阪湾に艦隊を入れる等の圧力を掛けることもします。

孝明天皇は大阪湾まで入ってきた外国艦隊によって、事態の深刻さを理解し、外国との条約の勅許をようやく出すようになりましたが、外国嫌いは変わらず、宮中での西洋医学を禁じる等、その姿勢を崩すことはありませんでした。

慶応2(1866)年12月25日に天然痘で宝算36(満35)歳という若さで亡くなりますが、この死については開国派による暗殺説も存在し、現在まで議論を呼んでいるところです。



1月30日今日は何の日?毎日記念日いろいろ!



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