今日は何の日 毎日記念日いろいろ

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1月16日 禁酒の日 : 今日は何の日 毎日記念日いろいろ


1月16日今日は何の日でしょう?
1月16日 今日は何の日 毎日記念日いろいろ 禁酒の日


1月16日は「禁酒の日」です。

1920年の1月16日にアメリカで禁酒法が施行されたことに由来しています。

人間とアルコールとの付き合いというのは、記録に残る有史以前からの長いものだと言われています。

中国では紀元前7千年前の遺跡から醸造されたアルコール成分が検出されています。

適度なアルコールの摂取は、身体の血行を良くして、食欲を増進し、精神的にもコミュニケーションを円滑化してストレスを解消することができる、好ましいものとして捉えることもできます。

しかし、アルコールは精神状態や心理状態に変化をもたらすので、過度な飲酒によって暴力や破壊行為に及ぶ人がいたり、過度な摂取はガンや肝臓病を引き起こすことでも知られています。


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アメリカで禁酒法が施行された背景には、過度なアルコールの乱用によって、酩酊状態になり、暴力行為などの反社会行為に及ぶことに対する嫌悪感がありました。

もともと多くの宗教では、適度な飲酒は神様からの贈り物として受け入れられていましたが、自分を失うほどの酩酊状態になるまで飲むことは非難され、罰せられるべきものとして嫌悪されていたのです。

18世紀後半からアメリカの敬虔なキリスト教徒の間で禁酒を訴える声が大きくなり、1789年にコネチカット州で200人の農民によって禁酒協会が設立されました。

1800年にはバージニア州で、1808年にはニューヨーク州で、10年後には8つの州で10の禁酒協会が設立されるようになり、禁酒法を望む声が高まっていき、1920年の禁酒法の制定に至りました。

禁酒法が制定され、アルコールの製造販売が違法状態となりましたが、政府は本格的な取り締まりは行わなかったので、社会的にはそれほど大きな影響が及びませんでした。

結局、禁酒法が制定されても大きく社会状況が変化することなく、かえって違法状態となったことで、禁酒法にかかわる犯罪が増えたこともあり、1930年代には徐々に廃止されていきました。

アルコールと言う、コミュニケーションツールにもなりえるものを、法律で禁止することは良くないでしょう。

でもお酒が弱い人に無理強いしたり、健康を壊すほど飲み過ぎることは良くないですよね。

毎日のようにお酒を飲んでいた人がお酒をやめることで、精神的に安定して、家族との関係が良くなったり、肌や胃腸の調子が良くなったりした例も多くあります。

ずっとお酒を飲まない、と言うのではなく、週に1日か2日だけ、休肝日を設けてみたり、1週間くらいの禁酒週間を設けてみるのはいかがでしょうか?



1月16日今日は何の日?毎日記念日いろいろ!



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