1月10日 明太子の日 : 今日は何の日 毎日記念日いろいろ
1月10日今日は何の日でしょう?
1月10日は「明太子の日」です。
明太子を日本で初めて販売した福岡県の老舗のふくやが、昭和24(1949)年の1月10日に初めて明太子を販売したことにちなみ、ふくやが制定しました。
ご飯のお供に、お酒のつまみに、最高においしい明太子が食卓に欠かせないという方は少なくないでしょう。明太子はスケソウダラの卵巣、いわゆる「たらこ」を調味液で漬け込んだものです。明太子といえば辛く味付けした辛子明太子のことをほぼ差しますが、最近では辛くない明太子もあります。辛いのが苦手な方や、お子さんには辛くない明太子もおすすめです。
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「明太子」の名前の由来はスケソウダラのことを朝鮮語で「明太」と呼ぶことにちなんでいるとのことです。朝鮮語では「ミョンテ」と呼びます。たらこのことを朝鮮では17世紀に「明太卵」と記載した文献もあります。
日本で辛子明太子が食べられるようになった時期はよくわかっていませんが、日露戦争直後から太平洋戦争中にかけて、中国や朝鮮半島からたらこの辛子漬けが輸入されていたことが確認されています。
現在、日本でもっとも有名な辛子明太子の老舗の創業者の川原俊夫が、若いころに釜山で食べたたらこの辛子漬けの味の記憶を頼りに、辛子明太子を開発しました。調味料の材料はほぼ同じですが、中国や朝鮮で作られていたものは、調味料をたらこにまぶして作るのに対して、ふくやで開発されたものはたらこを調味液に漬け込む点が大きな違いです。
この辛子明太子の開発には10年以上の歳月を要したそうですが、川原はその製法を独占しませんでした。博多の同業者に広く基本的な製造方法を公開して、漬け込み型の辛子明太子を博多の一大産業に発展させました。
現在、ふくやの工場は福岡県だけではなく、愛知や神戸、伊豆など全国各地にあります。これは、辛子明太子のファンが全国に多いためです。日本で開発された最高においしい辛子明太子が、初めて世に出たこの日を祝して、今日は明太子をごはんやお酒のお供にしてみませんか?
1月10日今日は何の日?毎日記念日いろいろ!
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