1月10日 110番の日 : 今日は何の日 毎日記念日いろいろ
1月10日今日は何の日でしょう?
1月10日は「110番の日」です。
警察庁が文字通り1月10日と110を掛けて1985年に制定して、翌年の1986年より実施しています。
この日には110番通報の有効で適切な利用を呼び掛けるキャンペーンが全国で行われます。
あまり一般の人が110番する機会ってないと思うのですが、なんと!
数か月前に生まれて初めて110番通報しました。
そんなに大げさな事件じゃなかったんですが、車を運転していて、細い路地から一時停止をして大通りに出ようとしていた時に、後ろから追突されてしまったんです。
追突してきた車も減速していたので、大した事故ではなかったのですが、ものすごい音と衝撃にびっくりました。
一瞬頭がパニックになったのですが、すぐに近くの駐車場に停めたら、追突してきた人もその駐車場に入ってきました。
交通事故なんか起こしたことがなかったんですが、とりあえず警察に電話しなくちゃ、と思って携帯からかけたのが110番でした。
最初に「事件ですか?事故ですか?」と聞かれたときには、こんなくらいの事故で大げさに通報しちゃまずかったかな?最寄りの警察署にかけた方が良かったかな?と思いましたが、丁寧に対応して頂き、すぐにミニパトカーを寄越してくれました。
すぐに適切な対応をしてくれたので、本当に助かりました!!
さて、こんな頼りになる日本の警察の110番。
初めて110番の制度が始まったのは、戦後の1948年でした。
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はじまった当初は、番号が全国で統一されていなくて、東京は110番、大阪・京都・神戸は1110番、名古屋は118番でした。
110番に統一されたのは1954年の事です。
110番と言う番号になった理由は、短くて国民がみんな覚えやすい番号で、当時のダイヤル式の電話機で、ストッパーに近くて掛ける手間が一番短い1を多く使用すること、でも1ばかりだと間違いを起こすので、一番ストッパーから遠い0も入れること、と言うことで110番になりました。
110番は警察の通信指令室と言うところにつながります。
通信指令室にはそれぞれの電話を受ける受理台というところで、担当の警察官が応対します。
受理台で状況を把握すると、パトロールをしているパトカーの動きなどを把握している指令台から近くを巡回しているパトカーに対してい現場に急行する様に指示が出ます。
パトカーが近くにいない場合には、所轄の警察署から警察官が現場へかけつけます。
事件や事故の時に、すぐに来てくれて、解決に結び付けてくれる110番通報ですが、全国で見ると、3.5秒に1回、国民の14人に1人の割合で通報があります。
その中には緊急性が低い通報だったり、警察が対応するべき問題ではなかったりする場合もあります。
私たちの生活の安全を守ってくれる警察官の人達が、適切に必要なところで必要な対応をきちんとできるようにするためにも、110番通報は必要な時に、必要なことだけにしましょうね。
緊急性は低いんだけど警察に相談したいときには、相談専用の「#9110」があります。
まだまだこちらの番号の認知度は低いのですが、気軽に警察に相談することができるので、何か困ったことがあったら#9110に掛けてみるのも良いですね!
1月10日今日は何の日?毎日記念日いろいろ!
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