12月6日 音の日
12月6日今日は何の日でしょう?
12月6日は「音の日」です。
1877年の12月6日にトーマス・エジソンが世界で初めての蓄音機を発明したことにちなんで、日本オーディオ協会などが1994年に制定しました。
この日には、日本オーディオ協会、日本レコード協会、日本音楽スタジオ協会が強調して毎年記念行事を行い、音を通じて文化や生活に貢献した人を「音の匠」として顕彰しています。
現代の私たちの生活にはいたるところに音や音楽があふれています。
家の中ではほとんど常にテレビやラジオ、オーディオがついて、何らかの音が流れているでしょ。
街を歩くと、お店から漏れ聞こえてくるBGMの音、盲人用信号機の音楽、駅から流れる発車メロディ、さまざまな音や音楽がどこかしらから聞こえてきます。
仕事をしていても、鳴り響く電話の音、仕事場によってはラジオを掛けっぱなしにしていたり、有線放送やBGMを流しているようなところもあります。
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このすべてが、トーマス・エジソンによって発明された蓄音機から始まったと言っても過言ではありません。
今では考えられないことですが、蓄音機の発明以前と言うのは、音楽を聴きたいときには演奏者がいる場所まで行くか、自分で演奏するしかなかったのです。
エジソンが初めて錫箔円筒式蓄音機を完成させたのは30歳の時です。
この日、エジソンはハンドルを使って円筒を回しながら機械に向かって「メリーさんの羊」を歌っていました。
何事かと寄ってきた研究員たちが驚いたことに、歌うのを辞めたエジソンが再びハンドルを回すと機械からエジソンの声で「メリーさんの羊」が流れたのです。
世界で初めて機械で音楽が再生された瞬間です。
その後、エジソン同様に蓄音機の開発を競っていたベルやベルリナーらと熾烈な開発競争を行い、円盤形のレコードの誕生に至ります。
世界の音を変えた瞬間に思いを馳せながら、今夜はお気に入りの音楽に浸ってみましょうか。
12月6日今日は何の日?毎日記念日いろいろ!
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