12月5日 国際ボランティア・デー
12月5日今日は何の日でしょう?
12月5日は「経済・社会開発のための国際ボランティア・デー」です。
ボランティアの役割や貢献を再認識して、一般市民に対して積極的にボランティアに参加する様に啓発するための活動を行う日として国連が制定した国際デーの1つです。
「ボランティア」と言うは元々は自分の意志で軍隊に参加する「志願兵」と言う意味でした。
そこから転じて、自らの意志で自主的に社会活動などに参加して、奉仕活動をすることを指すようになりました。
一口に「ボランティア」と言ってもその分野は多岐にわたります。
障害者や高齢者に対するお世話や話し合い体をするボランティアや、農業や酪農体験をするボランティア、無償で子供たちに勉強を教えたり、放課後の学童保育の代わりをするボランティアやスポーツなどを教えたり一緒に楽しんだりするものもあります。
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ボランティアの活動と言うのは、原則的に4つの要素があると言われています。
1つ目が誰かからの束縛を受けることなく自らの意志で参加する「自発性」。
2つ目が基本的に参加するために必要な経費もすべて自己負担して謝礼を受け取らない「無償性」。
自分のためではなく他の人のために働く「利他性」。
既存のシステムには存在しない機能を自由で創造的な発想で補完する「先駆性」。
この4つの要素をすべて満たそうと思うと、ハードルが上がりすぎてしまって、普通の人にはなかなか参加することが出来なくなってしまいますよね。
ましてや国際ボランティアと言うとほとんどの人には別世界の様に感じられることかもしれません。
なかなか踏み出すことが難しいことだからこそ、国際デーが設けられるほどの事なのでしょう。
しかし、例えば近所のゴミを一つか二つでもいいから拾ってみるとか、一人暮らしの高齢者の事を気遣うとか、住んでいる地域の社会福祉協議会で募集しているボランティア体験ツアーにお休みの日に参加してみるとか、自分ができるほんのちょっとの範囲で出来るボランティアが何かあるのではないでしょうか。
今日の国際ボランティアデーの日をきっかけに、何か自分にもできるボランティアはないか、考えてみるのはいかがでしょうか。
12月5日今日は何の日?毎日記念日いろいろ!
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