12月28日 身体検査の日
12月28日今日は何の日でしょう?
12月28日は「身体検査の日」です。
1888年の12月28日に文部省が、全ての学校に生徒の身体検査の実施をするように訓令を出しました。
私が子供の頃には当たり前のように行われていた、学校での身体検査。
今でも、学校では当たり前のように身体検査が行われていますが、考えてみたら明治時代に学制が公布され、国民に学校で教育を受けることが義務付けられるまで、日常的に身長や体重を図る、と言う風習は日本にはありませんでした。
どうして毎年、子供たちの身体を測定するようになったのでしょうか。
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産業を発展させて経済的に豊かになり、強い軍隊を作って日本と言う国を発展させていくことが、明治政府の大きな課題でした。
産業を豊かにするためには、そこで健康に働き続けることができる労働者が大切になります。
強い軍隊を作るためには、いい軍人になれる屈強な若者が大切になります。
明治政府にとって、子供たちの健康管理は重要な国策の一つだったのです。
現在では戦前とは違う意義が学校での身体測定にはあります。
毎年継続的に身長や体重などを図り、健康診断をすることによって、順調に成長しているか、病気はないか、調べることができ、重大な病気の早期発見につなげることができます。
また、子ども達に自分の健康状態について関心を持たせることで、自分の身体に関心を持たせて、自分の成長を喜べるようになります。
また肥満や低体重の発見によって、生活習慣を見つめさせ、健康的な生活を送るために必要なことを学ぶきっかけにすることもできますよね。
子供が歯科検診や目などの検診で、要検査の紙を学校から持ち帰ってくると、親としてはドキッとすることもあります。
しかし親でも気が付くことができない病気を、学校の身体測定や健康診断で早期発見してもらっている、と考えると有難い制度です。
学校の健康診断の中で子供たちにとっては、恥ずかしいだけで、全くありがたくはないのが尿検査!
尿検査では早期発見が大切な糖尿病や腎臓病を見つけることができるそうですよ!
身体測定や健康診断って、子供たちの健康を守り、健やかな成長のためにやはり大切なんですね!
12月28日今日は何の日?毎日記念日いろいろ!
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