１２月２１日 バスケットボールの日
12月21日今日は何の日でしょう？
１２月２１日は「バスケットボールの日」です。
１８９１年の１２月２１日にアメリカ国際YMCAトレーニングスクールで世界で初めてバスケットボールの試合が行われたことを記念して制定されました。
世界中で大人にも子供にも大人気のバスケットボール。
アメリカのプロバスケットリーグは世界中で大人気ですし、日本でも小学生のミニバスからチームがあり、中学高校でもほとんどの学校にはバスケ部があります。
チームに入っていなくても、ほとんどの学校では体育の授業でバスケットを取り入れているので、誰もが一度はプレーした経験があるでしょう。
競技人口を調べてみると、世界連盟に登録されている競技人口の人数は４億５千万人。
世界的に人気が高いと言われているサッカーの２億５千万人を大きく引き離しています。
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サッカーの元となったフットボールはボールのようなものを蹴って遊んでいたことが、野球の元となったクリケットは木の棒で球を打ちあう遊びから、それぞれ発展してルールが出来上がっていったと考えられていますが、バスケットボールだけは起源がはっきりとしています。
バスケットボールの考案者はアメリカのマサチューセッツ州スプリングフィールドの国際YMCAトレーニングスクール(現在はスプリングフィールド・カレッジ)で体育部教官を務めていたカナダ人のジェームズ・ネイスミスです。
当時、ネイスミスの頭を悩ませていたのは、冬の間の体育の授業のプログラムでした。
野球やサッカーができる広い校庭を使うことができない冬の間、体育館の中だけで出来るメニューの中で生徒たちを満足させられるものが無かったのです。
子供たちは球技が大好きですから、アメリカンフットボールやサッカー、ラクロスなどを体育館の中で試してみましたが、ことごとく失敗に終わりました。
そこでネイスミスは新しい球技スポーツの開発を始めたのです。
狭い体育館の中で活発に動き回りながらも、危険なタックルを避けるために、ボールを持って走ることを禁止しました。
トラベリングやドリブルのルールはここから出来上がったのです。
また安全性を高めるために身体的接触を避ける必要があったために、ゴールを頭よりも高い位置に置くことにしました。
そこで13のルールを作り、最初のゲームが行われました。
世界初の試合は９人対９人。
ゴールは桃の籠を体育館のバルコニーに取り付けました。
生徒たちにはこの試合は大好評で、バスケットボールはその後爆発的に普及していきます。
ネイスミスの最初の１３のルールでは、人数は規定していなかったため、コーネル大学で５０人対５０人で試合を行ったこともありました。
５０人対５０人の試合では教官が「体育館が破壊されかねない」と語ったという逸話が残っています。
その後ルールやゴールやコートの改良が重ねられ、最初試合からわずか１５年後の１９０４年のセントルイスオリンピックではデモンストレーションとして試合が行われました。
１９３２年には国際バスケットボール連盟が結成され、３６年のベルリンオリンピックから男子バスケットボールが、７２年のモントリオールオリンピックからは女子バスケットボールが正式種目に採用されました。
見ても楽しい、やっても楽しいバスケットボール。
今日は久しぶりに楽しんでみましょうか！
12月21日今日は何の日？毎日記念日いろいろ！
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