12月10日 世界人権デー
12月10日今日は何の日でしょう?
12月10日は「世界人権デー」です。
1948年の12月10日にパリで行われた第3回国連総会で「世界人権宣言」が採択されたことに由来して、1950年の国連総会で制定された国際デーの1つです。
日本ではこの日から1週間を「人権週間」としています。
人権という概念、あなたはどのように考えていますか?
ちょっと難しいものですが、人として生まれてきたからには、誰もが人間として受けるべ基本的な権利があるという考え方が「人権」という考え方ですよね。
人間として生まれてきたからには、誰もが受けて当然の権利がある。
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労働力を搾取される奴隷状態に置かれた人々と言うのは、19世紀に奴隷解放宣言が出されるまで合法的なものでした。
現在でも非合法な形で人権をはく奪された奴隷状態に置かれた人々と言うのが世界中に多くいると言われています。
また戦争により人権を脅かされた生活を送っている人たちもたくさんいます。
第一次世界大戦以降、大量破壊兵器が開発されたことで、それまで戦争と言うと戦争をすることを職業とする軍人の命だけが危険にさらされるだけのものだったのが、戦争を生業とはしない一般市民の生命を一度に大量に奪うものになりました。
現在でも大量の紛争地域を逃れてやってきた難民のニュースが毎日のように報道されています。
人権を保障されない生活をしている人々が、まだまだ世界にはたくさんいます。
世界人権宣言は、加盟国が守るべき義務として全ての人々に基本的人権を保障することを挙げています。
基本的人権とは、自由平等、生存・自由・身体の自由、奴隷の廃止、差別の廃止、労働の自由、言論の自由と言ったものです。
このような基本的人権が全ての人々にしっかりと保証されるような世の中になったら、世界はどのような世界に変化するでしょうか。
世界人権宣言が採択された記念日のこの日、ちょっとだけ人権を守ることはどういうことなのか、考えてみませんか?
12月10日今日は何の日?毎日記念日いろいろ!
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