11月8日 ボイラーデー
11月8日今日は何の日でしょう?
11月8日は「ボイラーデー」です。
現在の日本ボイラ協会が1936年に「汽罐祭」として制定し、1949年にボイラーデーに改称しました。
日本で伝統的に炎を扱う仕事だった刀鍛冶が、毎年11月8日に「ふいご」の神を祀る「鞴祭」を行っていたことにちなんでいます。
鉄を鍛えるために高温の火をおこす刀鍛冶と、高温の熱で水を温めることで蒸気の力や温水を利用するボイラーとは、まったく仕事の内容は違いますが、どちらの仕事も高温の火力を必要とすることには違いありませんね。
ボイラーというのは、良く聞く言葉ですが、どのようなものか皆さんご存知ですか?
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ボイラーとは燃料を燃焼させて発生した熱を水に伝えて、水蒸気や温水に換える機械の事です。
水を沸騰させると水蒸気になることは、理科の授業で習ったかと思いますが、水が沸騰して水蒸気になると、ものすごい圧力を発生させることができるのはご存知ですか?
18世紀くらいから、この水蒸気の圧力を利用して動力源とした蒸気機関を様々なところで使っていますが、水を沸騰させて蒸気を発生させる機械がボイラーなのです。
現在でも火力発電所や大型船舶などで利用されています。
また水を温める機械もボイラーの一種とも言えるので、家庭で使っている給湯器や温水暖房もボイラーと呼ぶこともできます。
あまり身近に感じたことはありませんが、実は私たちの生活を身近なところで支えてくれているのがボイラーなんですね。
工場の大きなボイラーを見ることは一般の人にはできないでしょうが、今日はお家に帰ったら、給湯器を観察してみてはいかがでしょうか?
何か面白い発見があるかもしれませんよ!
11月8日今日は何の日?毎日記念日いろいろ!
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