11月30日 本みりんの日
11月30日今日は何の日でしょう?
11月30日は「本みりんの日」です。
「い(1)い(1)み(3)りん(0)」のゴロ合わせと、なべ物などでみりんの需要が多くなる時期であることから、全国味淋協会が制定しました。
日本料理には欠かすことができない調味料のみりん。
糖分が40%から50%とかなり多いことから、料理の見た目に照りをつけ、味を甘くまろやかにしてくれますよね。
アルコールも14%と高めなので、魚や肉の生臭さを抑えて、食材に味が沁み込むのを助けてくれます。
調味料としてだけではなく、飲用としてお正月に飲むお屠蘇や、養命酒の材料としても使われることがあります。
歴史的にみると、みりんの起源は詳しくはわかっていませんが、戦国時代に中国から甘いお酒が伝来したという説と、日本に古くかある甘いお酒、練酒や白酒等に、腐敗防止として焼酎が加えられた、と言う説があります。
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江戸時代に清酒が一般的になるまでは、みりんは甘みがある高級酒として飲まれてきました。
この頃に、そばつゆや蒲焼のたれに調味料として使われ始めたようです。
調味料として一般家庭に浸透したのは第二次世界大戦後ですが、みりんはアルコール分が14%もあります。
アルコール度数が高いので保存性は良いのですが、小さい子供やアルコールに弱い人が、みりんを使った料理に含まれたアルコールを食べてしまうと大変なことになります。
調理用として使うためにはアルコール分を飛ばすために、しっかりと煮切る必要があります。
そこで、アルコールを煮切る必要が無くて、調味料としてのみりんのいいところだけを取り出して使うために、アルコール分を1%以下に抑えたみりん風調味料というものもが開発されました。
アルコールがほとんど入っていないので、保存性が低く、早く使い切る必要がありますが、アルコールに弱い人にも安心して使うことができて便利です。
みりんを使った料理はいろいろとありますよね。
あなたのお気に入りの料理は何でしょうか?
本みりんの日には、みりんを使ったお気に入り料理を作ってみてはいかがでしょうか?
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