11月1日 灯台記念日
11月1日今日は何の日でしょう?
11月1日は「灯台記念日」です。
1869(明治元)年の11月1日に、神奈川県横須賀市に日本で初めての西洋式灯台「観音埼灯台」が起工されたことを記念して、海上保安庁が1949(昭和24)年に制定しました。
岬の先端や港から明かりを放ち、夜の暗い海を航行する船の目印となる灯台。
世界的にみると灯台の歴史は古く、紀元前7世紀にエジプトのナイル川の河口の寺院で航行する船のために火を焚いたことが始まりと言われています。
日本では839年に大陸から帰還する遣唐使のために、九州各地の峰でかがり火をたいたという記録があります。
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この高灯篭は住吉公園の入り口に移されていて、現在でも実際に見ることができます。
江戸時代になり、日本国内での海運がさかんになると、日本式の灯台である灯明台や常夜灯が岬や港に近い神社の境内などに設置されました。
しかし、日本の近海は暗礁が多く、日本式灯台では遠くまで照らすことができなかったことから、開国時、外国人たちからは「ダークシー」と呼ばれて恐れられていました。
開国の際に外国と結ばれた条約の中には、灯台の設置も定められていまいした。
日本が世界へと開かれ、近代化していくには、日本式灯台よりも明るい西洋式の灯台を設置することが、欠かせないものだったことがわかります。
現代では海外との交通は飛行機も発達しましたが、島国日本では海運というのもとても重要ですよね。
灯台は海の安全を守ることで、私たちの生活を支えてくれる重要なものです。
そんな灯台に感謝して、お近くに灯台があれば、今度のお休みに遊びに出かけてみてはいかがですか?
11月1日今日は何の日?毎日記念日いろいろ!
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