11月14日 世界糖尿病デー
11月14日今日は何の日でしょう?
11月14日は「世界糖尿病デー」です。
糖尿病の治療に欠かすことができないインスリンを発見したカナダのバンティング医師の誕生日にちなんで制定されました。
もともとは国際糖尿病連合と世界保健機関が定めていた記念日でしたが、国連で2006年に「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議」が採択されたときに、国連の記念日として「世界糖尿病デー」を認定しました。
糖尿病と言うと良く聞く病気ですよね。
糖尿病は血液中のブドウ糖濃度である血糖値が異常に高くなる病気で、患者の数は疑いが強い人も含めると国内で1千万人近いと言われています。
また国民の5人に1人は糖尿病の予備軍であると言われています。
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5人に1人が予備軍と言われる糖尿病、原因には主に遺伝と環境によるものがあります。
親や兄弟に糖尿病の人がいるとどうしても糖尿病の発症リスクが高くなります。
しかし、環境因子の方は自分でコントロールできるものです。
糖尿病になりやすい生活習慣として、運動不足やストレス、喫煙などによる、肥満、過食、高脂肪食が挙げられます。
適度な運動と栄養のバランスが取れた適切な量の食事をとるように心がけていれば、遺伝因子が高かったとしても、糖尿病発症リスクを減らすことができます。
糖尿病そのもので死ぬことはまずありませんが、怖いのは合併症です。
血糖値が高い状態が続いていると、血管が詰まりやすくなるために、身体の隅々に新鮮な血液が廻らなくなり、身体のあちらこちらに病気が出てきます。
糖尿病の合併症としては、目の病気では白内障や緑内障など、血管障害としては動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞等、皮膚も弱くなり皮膚炎や感染症を起こしやすくなりますし、末梢神経に血液が届かなくなることで神経障害が起きて、手足を切断しなければならなくなることもあります。
糖尿病は自分でしっかりと健康管理をして、合併症を起こさないように気を付けていれば、それほど怖い病気ではありませんが、自己管理を怠るといずれ恐ろしいことになってきます。
今日、世界糖尿病デーを機会に一度、ご自分やご家族の生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか?
11月14日今日は何の日?毎日記念日いろいろ!
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