11月11日 電池の日
11月11日今日は何の日でしょう?
11月11日は「電池の日」です。
日本乾電池工業会(現電池工業会)が1987(昭和62)年に制定しました。
乾電池にはプラス(+)とマイナス(−)がありますが、11を漢字で書いた時の十一をプラスとマイナスに見立て、電池についての正しい知識と理解を深めて、常に正しく使ってもらうことを目的に制定されました。
一言で電池といっても、さまざまなものがあります。
乾電池だけではなく、小さなボタン電池もあります。
最近では、携帯電話やスマホ、ビデオカメラなどでは充電式のものが頻繁に使われるようになりました。
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18世紀の末にイタリアで電池の原理が発見されてから、19世紀に様々な電池が発明されました。
1800年にはアレッサンドロ・ボルタがボルタ電池を、1802年にはヨハン・ウィルヘルム・リッターが小型一次電池を発明し、1866年には現在のマンガン電池の原形ともいえるルクランシェ電池をジョルジュ・ルクランシェが発明しています。
日本では1849年に佐久間象山がオランダから入ってきた書物を参考に日本で初めての電池を作成しています。
コンセントにコードを差し込まなくても電気を持ち運んで利用することができる電池はとても便利なものですが、電気と言う大きなエネルギーを小さな容器に詰め込んでいるので、間違った使い方をすると事故を起こすことがあります。
携帯電話やノートパソコンなどの充電池として良く使われているリチウムイオン電池は、容量以上に受電してしまうと高温になり発火したり、爆発したりする危険性があります。
おもちゃや懐中電灯、ラジオなどで日常的に使われている、マンガン電池やアルカリ電池は爆発の棄権こそありませんが、化学反応で電気を起こしているために、容器の中には有毒性の高い液体が詰め込まれています。
万が一その液が漏れだし、人の皮膚につくと激しい火傷を負うことになります。
また機械の中で液が漏れると液が付いた部分が接触不良を起こし、機械が壊れてしまいます。
液漏れする原因は過放電と充電です。
乾電池も放っておくと液漏れすることがあるので、めったに使わない機械からは電池は必ず外すようにしましょう。
またマンガン電池やアルカリ電池は充電できないので、間違えて充電しないように気を付けましょう。
便利で私たちの生活に欠かすことができない電池だからこそ、正しく安全に、快適に使いたいものですね。
今日はもう一度、お家の中の電池を点検してみてはいかがでしょうか?
11月11日今日は何の日?毎日記念日いろいろ!
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