10月23日 電信電話記念日
10月23日今日は何の日でしょう?
10月23日は「電信電話記念日」です。
1869年の10月23日に東京〜横浜間の電信線架設工事が始まったことにちなんで、1950年に当時の電気通信省が制定しました。
電信線はお雇い外国人のギルベルトによって、まずは横浜灯明台役所と横浜裁判所の間の約800mに架設されました。
その後、3か月後の12月には東京まで開通し、電信による電報の取り扱いが始まりました。
電報は短い距離では意味がないとのことで、明治政府は全国への電信線の架設工事を進め、1875年には長崎から北海道まで電報を送ることができるようになりました。
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海外との交信には、1971年にデンマークの会社が電話が上海〜長崎〜ウラジオストック間の海底ケーブルの敷設を完成させていて、日本は電信線の架設を始めてから、わずか数年で世界の電信線ネットワークに加わることが出来ました。
電話での利用は、1876年にベルが電話機を発明すると、翌77年には明治政府の工部省が早速輸入して実験を開始し、国産電話機の生産に着手します。
1890年には東京〜横浜間での電話での通話が開始され、日本国内での電話サービスが開始します。
現在では、携帯電話やスマートホンが主流となり、ワイヤレス化がどんどんと進んでいく電話ですが、今、私たちが享受している便利さというのは、先人たちの多大なる努力の積み重ねによるものですよね。
電信電話記念日の今日は、その先人たちの努力を偲び、便利な生活を送れることに感謝してみませんか。
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